
今回は、エントリーを絞るポイントについて解説します。
先日、こんなツイートを見かけました。
いわゆるポジポジ病のような思考に対する戒めです。
そのエントリーが本当にトレードルール通りならトレード回数が多くても少なくても問題ありません。
しかし、トレード回数が多い人は、得てしてこのような思考になってるように感じます。
今回は、この辺を深堀りしていきます。
目次
エントリーを絞ってトレード回数を減らす
冒頭にも書きましたが、トレードルールに基づいてエントリーしていった結果、トレード回数が増えてしまうこと自体はポジポジ病との関係で言うと、あまり問題ありません。
それで結果が出ていないのであれば、それはトレードルール自体の問題なので、ルールの見直しをするだけです。
ここで言うポジポジ病は、ルールを明らかに破ってエントリーをしたり、あからさまには破っていないが好ましくないエントリーをしてしまうことを言っています。
どちらにせよ、エントリーに感情が入ってしまうと、せっかくのトレードルールの優位性が崩れてしまいやすく、その分負けも多くなります。
また、感情でトレードしてしまうと、勝っても負けても感情が大きく動きがちです。
勝てば大喜びして、負けるとすごく後悔するといった具合にです。
この感情を排除して常に優位性のあるトレードをするためには、これで負けたら仕方ないと思えるくらい厳選したエントリーをするのが一つの答えだと思います。
また、エントリーを厳選することにより当然勝ちトレードも増えるはずです。
それがメンタル的にも安定し、また良いトレードができるという好循環を生み出します。
結果、トレード回数は減っても利益はそれまで以上に積み重なっていくことになると思います。
そもそもエントリー回数なんてそんなにありません。
トレードスタイルにもよりますが、スキャルピングなら1日1回か2回、デイトレードなら1日1回あるかないか、スイングトレードだと1週間に1回あるかないかくらいの世界です。
趣味でトレードをするならエントリー回数は多い方が好ましいでしょうが、
ビジネスとしてお金を稼ぐためであれば、少ないトレード回数で利益を上げていくことはある意味理想ではないでしょうか。
エントリーに至る考え方
先ほども書きましたが、エントリーはこれで負けても仕方ないと思えるくらいに厳選してするべきです。
トレードルールに当てはまっているかどうかというのは大前提ですが、感情に支配されている場合には、無理やり現在の相場がルールに当てはまっていると解釈してしまいがちです。
トレードしたいがためにトレードする理由を探してしまう。
これがポジポジ病の正体ではないでしょうか。
であれば、エントリーする理由ではなく、逆にエントリーしない理由を探すようにすると良いと思います。
エントリーの条件が揃って、エントリーしない理由が見つからないから仕方なくエントリーする。
このくらいの考え方が丁度良いと思います。
私もこのような思考になってから勝てるようになった気がします。
今でもFX自体は好きですが、ポジションを持っている時より持っていない時の方が、心も穏やかで落ち着いているというのが正直なところです。
自分の大切な資金を不必要にリスクに晒すとのは、やはりあまり気分の良いものではないですからね。
利益も上げていきたいですが、それ以上に損失は避けたいというプロスペクト理論のまんまです(笑)。
しかし、ポジションを持ってない時はこのような思考が正解なんだと思います。
逆に、絞りに絞ったエントリ-でリスクを呑み込んだ以上は、ダメなら潔く損切りし、利益はしっかり伸ばすという思考法でいいんじゃないでしょうか。
自分の中の話なんですから、ここは都合良く思考を使い分けていきましょう。
まとめ
トレード回数を少なくするから勝てるようになる、
勝てるようなトレードに絞ってやるからトレード回数が少なくなる。
どっちが正しいかわかりませんが、いずれにしてもエントリーを絞ることにより利益は積み重ねやすくなると思います。
私自身もエントリーは絞りに絞って渾身のワンショットを打つをモットーにFXに取り組んでいます。
FXで稼いだお金で幸せな生活を送ることを目的にしてるはずなのに、トレードに時間を割かれたり、感情がいちいち揺さぶられていては本末転倒です。
ぜひ負けても仕方ないと思える渾身のトレードを、皆さんにもしてもらいたいと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。