
今回はサラリーマンにおススメのFXのトレードスタイルについて解説します。
・日中忙しくしてトレードできない
・帰宅後も疲れてトレードするのが厳しい
こんな方におススメなのがスイングトレードです。
本記事ではその理由と併せて、稼げるようになるまでの手順も解説していきます。
目次
FXでサラリーマンが稼ぐにはスイングトレードがベストな理由

サラリーマンはチャートに貼り付けない
トレードしていく上で、チャートを見るという行為は絶対に欠かせません。
ですが、日中仕事をされている方は、昼間はまともにチャートをチェックできない方がほとんどでしょうし、
チェックできたとしても頻繁にはできないと思います。
帰宅後の時間を考えても食事をして、お風呂に入って、次の日の準備をしていれば、なかなかまとまった時間を取るのも難しんじゃないでしょうか。
家族がいたり、残業があれば尚更だと思います。
よく時間がない人は、「隙間時間にスキャルピングでササっと稼ぎましょう」みたいなことが言われます。
ですが、基本的にスキャルピングはチャートに張り付くトレードスタイルです。
トレード自体は短時間かもしれませんが、チャンスを待ったり、何度もトレードするならやはりそれなりのまとまった時間が必要です。
また、家に帰宅後、ひと段落してトレードするのであれば、参戦する時間帯はちょうどニューヨークタイム。
22時前後から活発に動き出しますが、24時を過ぎても続きます。
時間を決めてスパッと止められれば良いですが、
スキャルピングのような短期トレードをしていると脳からドーパミンが出て軽く興奮状態となり、睡眠時間を削ってしまいがちです。
このように物理的な時間の確保の難しさ、体力的な難しさからサラリーマンの方がスキャルピングの短期トレードをすることは現実的ではないと思います。
また、やり方にもよりますが、基本的にこれはデイトレードにも言えます。
FXで稼ぐには継続が必要
それなら、時間がなかったり、体力的に厳しいなら、余裕のあるときだけやるというのも一つの方法ではあります。
ですが、FXはやれば利益を上げられるというものでもありません。
当然、負ける日もあります。
そこで、必要な視点が長期のトータルで考えるという視点です。
例えば、勝率70%の手法でも、短期間でみれば3勝7敗のようなこともあります。
ですが、これを50回、100回と繰り返していけば、だいたい勝率70%に収まってきて、期待通りの利益を上げることができるはずです。
ここには、継続して一定のルール通り淡々とトレードしていくという前提があります。
しかし、余裕があるときだけたまにトレードするとなると、この前提を維持することが難しくなってきます。
短期トレードでありながら、たまにしかしないのに負けが続いたりする中、長期的に考えられる人は少ないんじゃないでしょうか。
であれば、初めからトレード自体の時間軸が長いスイングトレードを軸に考えていれば、
無理なく長期的視点を持つことができると思います。
FXでサラリーマンは年利100%を目指す

FXを副業と考えれば1年で2倍は十分
スキャルピングやデイトレードにこだわる人の理由に資金効率があると思います。
確かにスイングはこれらに比べると大きなロットも張りにくく、トレード回数も少ないので、資金効率という面では劣ります。
スキャルピングやデイトレードであれば、月利数十%、複利であれば年10倍も不可能ではありません。
ですが、サラリーマンは本業の収入があり、FXは副業と考えている人も多いと思います。
仮に100万円で運用して年2倍にできれば副業としては十分ではないでしょうか。
仕事後や休日にアルバイトで100万円稼ごうと思えば、相当ハードです。
トレードでの収入は確かに青天井で夢もありますが、少しハードルを下げても他の副業より十分な稼ぎはあります。
年間10回ほど勝ち越せば年利100%は可能
では、簡単に年2倍(=年利100%)と言いましたが、可能なのか。
現実的な数字でシュミレーションしてみましょう。
基本的にスイングトレードは、順張りのトレンドフォロー戦略になります。
そうするとリスクリワードは平均しても1:2以上は見込めます。
毎回5%程度のリスクを取れば、1回のトレードでの利益は+10%。
勝率60%程度の手法であれば、年間15勝10敗程度で年利100%になります。
月に2回くらいのトレードで、10敗しても年利100%。
これだったらできそうな気がしませんか?
もちろんこれは単純計算ですが、割りと現実的な数字ではあると思います。
FXでサラリーマンが稼ぐための手順

それでは、次に稼げるようになるまでの手順を簡単に解説します。
MT4が使用できる証券会社で口座開設
まずは口座開設ですね。
といってもここは既に開設済みという人もいるのでしょう。
すでに持っている口座を使ってもらっても問題ありません。
ただ、後ほど説明する検証や実際のトレードをするならメタトレーダー4(MT4)というチャートソフトを使うのが便利です。
なので、今後のことを考えたらMT4が使える証券会社で口座開設しておくことがオススメです。
国内のMT4対応の証券会社としては、以下のようなところがあります。
他にもあって、どこにすれば良いか迷うと思いますが、
とりあえず口座開設だけなら無料なので、いくつか気になるところをサクッと申し込んで、実際に試してみるのが1番だと思います。
ちなみに私のおススメは自分自身も使っているオアンダジャパンです。
ここは取り扱い通貨ペアやツールも豊富で、別にスプレッド等も悪くないので長く愛用しています。
(なお、口座申し込みの際、コースを選ぶ必要がありますが、NYサーバーのベーシックコースを選んでおけば無難です。あとで変更も可能。)
手法を1つ作って練習
MT4対応の口座開設が完了したら、さっそくトレード...
ではなくまずは準備です。
この準備のクオリティーで、その後のトレードの結果は大きく変わってきます。
とは言えやることは至ってシンプルです。
①トレードルールを作って(準備して)、過去検証
②デモトレードまたは小資金トレードで練習
これだけです。
まずは、1つトレードルールを作ってまたは準備して、
それを過去チャートに当てはめて勝てるかどうか確かめていきます。
改善点があれば修正してまた過去検証。
この繰り返しです。
ちなみにトレードルールは、ネットから拾ってきたような簡単なものや有料で販売されているものでも構いません。
いずれにせよ過去検証と改善を繰り返しているうちに、自分に合った良い物に仕上がっていきます。
おススメの有料ルールはこの2つ
どちらも無料講座から初めてみるのがオススメです。
(ページを開いた後、しばらくするとメールアドレスを登録するフォームが出ます)
次に、トレードルールが固まったら練習です。
できればデモトレードで練習するべきですが、デモじゃ真剣にできないという人も中にはいると思います。
そんな人は例えば証拠金5万円1000通貨などの小資金で練習することをおすすめします。
過去検証とデモトレードの詳しいやり方については、こちらの記事をどうぞ↓↓↓
『FXで勝てない原因は過去検証とデモトレードをしないから(やり方を解説)』
反省を繰り返しながらトレードして増やしていく
そして、デモなどでも過去検証と同じくらいの成績が出せることが確認できたら、いよいよ実際のトレードです。
ここでも、いきなり大金を投入するのではなく、
少しずつ証拠金を増やしてロットも大きくしていくのが無難です。
また、リアルトレードでは過去検証やデモでは気づかなかったことや上手くいかないことも出てくると思います。
なので、毎回のトレード毎にトレードノートを書くなどして、自分のトレードを振り返る習慣が大切です。
この反省を繰り返していくことで、成績も安定してくると思います。
まとめ:FXでサラリーマンはゆっくりお金持ちを目指す
FXでサラリーマンが稼ぐには、スイングトレードがベストな理由とその手順を簡単に解説してきました。
ひょっとすると簡単に大きく稼げると思ってFXに取り組もうとしている方もいるかもしれませんが、
ポイントは期待値を下げて、意外と地道な作業が大切なんだと認識をし直すところからだと思います。
期待値を下げてもサラリーマンの副業として考えたら、普通に高収入ですし、
その対価と考えれば地道な検証などの作業も決して重労働とは言えないと思います。
家族や自分の自分の時間を大事にしつつ、ゆっくりお金持ちになっていく。
これが理想的な仕事や副業のあり方だと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
