
今回は、FXにおいて勝つことよりも重要な、負けないという戦略について解説します。
先日こんなツイートをしました。
どうやったら勝つかよりも
どうやったら負けないかを考えた方が
間違いなくFXは稼げるようになる確率が高いですスポーツなんかだと考え方が分かれる部分ですが、トレードに関しては負けを減らすことが=利益に繋がります
どちらにフォーカスするかで
学習の仕方や戦略の立て方が大きく変わりますよ— Hiro@FXトレーダー (@kuro871218) October 4, 2020
どうやったら勝つかよりも
どうやったら負けないかを考えた方が
間違いなくFXは稼げるようになる確率が高いです
スポーツなんかだと考え方が分かれる部分ですが、トレードに関しては負けを減らすことが=利益に繋がります
どちらにフォーカスするかで
学習の仕方や戦略の立て方が大きく変わりますよ
ずばりFXで稼いでいくためのコツは、勝つことよりも負けないことにフォーカスしていくことです。
どういうことか解説していきます。
目次
FXではいかに負けないかという戦略が最重要

稼げない=不必要な負けが多い
前提として知っておかなければいけないことがあります。
それは、
・相場には見た目ほどチャンスは転がっていない
・毎回満足できる勝ちトレードをすることは至難の業
相場は常に上下に動いているので、
その波にさえ乗ればいくらでも利益にできるチャンスはあるように見えます。
でもそれができないから、勝っている人ほどしっかり狙いを定めてトレードしています。
よくトレーダーは「待つのが仕事」と言われ、
事実、トレード以外にもビジネスや趣味の時間を楽しんでる人が多いのはこういう背景があります。
また、勝ちトレードと一言で言っても、
目標まで伸びて利確することもあれば、その途中でやむなく利確することもあると思います。
その一方で、損切りはいつも予定通りに実行していませんか?
例えばリスクリワード1:2(損切り50pips:利確100pips)のトレードを目指してやるものの、
利確は40pips、損切りは予定通り50pips。
1回のトレードとして、これ自体は仕方ないことですが、
これが積み重なると
そこそこ勝っているのに利益が残らない、
またはマイナスなんてことにもなります。
つまり、トレード回数が多いということは、必然的に無駄打ちも多くなります。
要するに負けトレードも多くなるということ。
逆に言えば、その負けを減らすことで成績は改善する可能性が高いので、
FXで稼ぐには勝つことよりもいかに負けないかにフォーカスすることが重要になってくるというわけです。
同じ負けなら上手に負ける
FXで稼いでいくには、負けを減らすことが重要と言いましたが、
勝率100%でない限り負けること自体は避けられません。
なので、負けを減らすと同時に、いかに上手に負けるかも大切になってきます。
要するに根底にあるのは、
ムダに資金を減らさない、せっかくの利益を目減りさせない
という考え方です。
この辺は家計の考え方と同じです。
貯金を増やしたいなら基本的に収入を増やすか、支出を減らすしかありません。
ですが、収入はそう簡単に増えませんよね。
だからまずメスを入れるべきは無駄遣いをなくす。
必要な支出についてももっと安くできないか検討する。
そうやって家計をスリムにした上で、収入を増やす道も模索するというのが王道だと思います。
仮に支出の見直しをせずに収入を上げられたとしても、
それに応じて生活レベルも上がり、結局貯金ができていないなんてことは珍しくありません。
FXもこれと同じように考えればわかりやすいと思います。
FXで負けないためのコツ

次に負けないための具体的なコツを紹介していきます。
コツは3つ
・優位性のあるトレードルールの構築&遵守
・難しい相場には手を出さない
・建値撤退に持ち込む
1つずつ解説します。
トレードルールの構築&絶対遵守
負けトレードには仕方のない負けもありますが、ミスが原因の負けもあります。
なので、このミスが原因の負けをいかに減らすかが大切です。
それには、意志決定の回数をできるだけ少なくするのがポイント。
選択の回数が多ければ、それだけミスに繋がる選択をする確率も大きくなります。
そこで、必要なのがトレードルール。
これがないと、
・相場を見てエントリーするまで
・ポジション保有中から決済まで
常に意思決定を迫られます。
1回のトレードならそこまで負担じゃないかもですが、
回数を重ねるにつれ、その負担はどんどん大きくなります。
なので、その意思決定の回数を減らすためにもトレードルールが必要なんです。
トレードルールがあれば、ムダに悩むことも減ります。
ただし、そのルールも守らなければ意味がありません。
なので、ルールを構築する際には、自分にあってるかも吟味する必要があります。
その際のポイントは、自分の生活スタイルや性格を加味して、継続して使っていけるかです。
その上で、勝率やリスクリワードなども考慮してきます。
ちなみに、1からトレードルールを作るのが面倒という人は、実績のある市販のものでも構いません。
まずは真似してみて、慣れてきたら自分に合ったアレンジをしていけば良いと思います。
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・ネオ・ジーニアスFX:勝率80%、リスクリワード1:2以上の日足のスイングトレード手法
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難しそうな相場は手を出さない
さらに負けを減らすには、
トレードルールに合致しそうな相場であっても場合によっては、エントリーを見送ることも大切です。
つまり、難しそうな相場には手を出さない。
まず、よくよく見ないとトレードルールに合致してるか判断できないような相場は避けた方が無難です。
チャートを見た瞬間、理想的な形と思える相場でトレードした方が、
そのトレードルールのポテンシャルも発揮しやすいと思います。
また、すぐにルールに合致する相場だと判断できたとしても、
ローソク足の陽線と陰線が激しく入り混じっていたり、ヒゲだらけのチャート、
いわゆる汚いチャートの時も避けた方が良いです。
こういう難しそうな相場を避けるだけでも負けを減らすことは可能です。
建値撤退に持ち込む
さらにもう一つ。
エントリー後のテクニックですが、
せっかく含み益になったポジションを損失にしてしまうのは勿体ないので、
確実に±0以上で終わらせることも重要です。
具体的には、ある程度の含み益になったら、損切りで置いていたS/Lを建値より上に置き直します。
ただし、建値への移動が早すぎると、すぐに引っかかってしまい、上手く利益を伸ばせない原因にもなってしまいます。
なので目安としては、目指す利益の1/3~1/2くらいの含み益になったら、建値に移動するのが良いと思います。
例:リスクリワード1:2以上のトレードを目指すのであれば、
含み益が1:1になったタイミングくらいで建値に移動など
FXで負ける際のコツ

続いて、同じ負けでも上手く負けるコツを2つ紹介します。
・負けを想定しておく
・早めの損切り
負けを想定しておく
トレードしていると、
損切りすべきところでできなかった、逆に切るべきでないところで切ってしまった、
こんな経験をしたことが誰でもあると思います。
その原因は、負け方を想定していなかった、
これに尽きると思います。
エントリー前に、どこで損切りするか予め明確にしておく。
これだけでも無計画な損切りはなくなります。
また、損失を確定させるのが嫌で損切りができないという人も、
予めここで切ると明確にしておくことによって、エントリーと同時に損切り注文も入れることができるようになります。
成行で切るのが難しい人にとって、損切りを最初に入れてことは必須ですね。
早めの損切り
また、どうせ負けるなら最小限の損失で済ませたいです。
そこで、よく言われるのが早めの損切り。
ただこれは、何でも早く切れば良いというものではありません。
何も考えずに、逆行したからすぐに切る、を繰り返していると、
損失ばかりが積み上がっていく損切り貧乏になってしまいます。
ここでの「早め」とは、あくまで相対的なもの。
自分のトレードスタイルやルールにとって早いかどうかです。
なので、10pipsの損切りでも遅いとなる人もいれば、100pipsの損切りで早いとなる人もいます。
この一つの目安は、エントリーの根拠が崩れたポイント。
根拠があってエントリーした訳なので、
その根拠が崩れるような動きをした瞬間、そのポジションは優位性を失うのですぐに切るべきです。
これができれば早めの損切りができたと言って良いと思います。
まとめ:FXは負けないことにフォーカスすることで稼げる
お金を稼ぐためにFXを始めた人がほとんどだと思うので、
どうしても勝ちにフォーカスしてしまう気持ちはわかります。
ですが、まずは無駄な負けを減らす、同じ負けなら上手く負ける、
このように負けにフォーカスすることが、結果的に利益を積み上げていく秘訣だと私は思います。
勝率や利益率に悩んでいる人は、勝ちよりもまずは負けに意識を向けてみてください。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
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