
今回は、来週(2019年7月15~20日)の注目通貨ペアを紹介していきます。
注目通貨ペアの選定条件は
①日足にトレンドが出ている
②4時間足が日足と逆方向に調整中または調整からのラインブレイク
③通貨の強弱感が出ている
この条件を満たす通貨ペアでの1時間足以下でのトレードを想定しています。
ということで、来週の注目通貨ペアは
・EURJPY ショート
・CHFJPY ショート
この2通貨ペアです。
それでは詳しく見ていきます。
目次
EURJPY ショート

日足はダウントレンドです。4時間足は、オーバーラップしながら上方向に調整した後、200EMAに支えられて、ちょうどトレンドラインをブレイクしたところです。また、雲も下抜けしているので、落ちる可能性が高いのではと考えています。

通貨の強弱感をCCFP2で確認すると、赤いラインであるJPYと青いラインであるEURは、まだ強弱関係がはっきりついているわけではないですが、JPYが上向きEURが下向きとなっており悪くはありません。
ただし、121円が意識されているようにも見えるので、早めの利確を考えた方が良いかもしれません。
CHFJPY ショート

4時間足はオーバーラップしながら調整しているように見え、このトレンドラインと200EMAをブレイクして、雲も下に抜けるとショートのチャンスではと考えています。

しかし、日足は緩やかなダウントレンドであり、現在は少し戻している最中でもあるので、日足のトレンドラインで下げ止まる可能性もあります。

また、CCFP2も先ほど見たようにJPYは強くなり始めていますが、オレンジのラインのCHFはまだ完全には弱くなっていません。ラインが下に傾いているので、このJPYとCHFのラインがクロスし始めたら本格的にチャンスかもしれません。
現在の相場は拮抗中

CCFP2を見るとわかりますが、現在の相場は全体的にどの通貨も強弱感が小さく、拮抗している相場と言えます。
チャート的には他にも気になる通貨ペアがあったのですが、強弱感が小さくデイトレードやスイングトレードではやりづらい相場です。
今回、紹介した2つの通貨ペアにしても、もしかしたら伸びるかもしれないから、とりあえず監視するというレベルです。
スキャルピングであれば、もう少し選択肢は広がると思いますが、上位の時間足のトレンドの勢いが弱いとトレードはしにくいと思います。
このような相場では、無理してトレードしない、もしくはエントリーの根拠を探すのではなく、重箱の隅をつつくようにエントリーしない理由を探していくのが良いと思います。
仮にトレードするとしても、早めに建値以上にS/Lを置き直したり、早めの利確を心掛けるのが無難です。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。