今回は、今週（2019年10月７日～11日）の振り返りと、
来週（2019年10月14日～18日）の相場分析をしていきます。
・エリオット波動の推進波、調整波の見極め方
・波動のカウントの仕方
・通貨の強弱の判断方法
これらの参考にしてください。
先週の相場分析はこちら↓↓↓
目次
今週の振り返り
GBPCAD ４時間足
３波で下落していくと思っていましたが、GBPの強烈なファンダにより戻されてしまいました。
４時間足では、推進波の根拠が崩れてしまいましたが、日足ではまだ推進の５波が残っているように見えるので、
今後の相場展開次第では、チャンスがあるかもしれません。
GBPCHF ４時間足
こちらも３波で下落していくと思っていましたが、戻されてしまいました。
日足で５波をつけてくれば、再びチャンスがあるかもしれません。
ちなみに、私自身はこの通貨ペアでトレードしましたが、損切りになってしまいました。
参考≫【－50.2pips】GBPCHFリアルトレード（損切りを置く場所、移動の仕方を解説）
GBPUSD ４時間足
こちらも他のGBPペアと同じです。
日足の推進波としての根拠はまだ崩れていないので、
再びトレードするのは、再び下落し始めてからか、完全に上昇の推進波に切り替わったと判断できた時ですね。
USDJPY ４時間足
４時間足では推進波の根拠が崩れてしまいましたが、日足はまだ５波を形成する可能性があります。
ただ、その日足もそこまできれいな形ではないので、慎重に動きを見ていく必要があると思います。
CADJPY １時間足
１時間足の５波を待っていたところ、わずかに下落して、その後は上昇していきました。
４波を超えない下落であるフェイリャーだったかもしれませんね。
CHFJPY １時間足
こちらも１時間足の５波を待っていましたが、そのまま上昇していきました。
こちらはほとんど下落せずに上昇していってしまったことから、カウントミスであった可能性が高いですね。
来週の相場分析
現在のところ、エリオット波動的に狙えそうな通貨ペアが見あたりませんでした。
そこで今回は、通貨の強弱を調べて狙えそうな通貨ペアを探してしきます。
まずは、USDJPY、EURGBP、AUDNZDから確認していきます。
通貨の強弱判断
USDJPY ４時間足
日足は、アップトレンドとなっています。
４時間足も、アップトレンドとなっています。
この動きから、USDが強く、JPYが弱い通貨と判断しました。
EURGBP ４時間足
日足は、ダウントレンドとなっています。
４時間足も、ダウントレンドとなっています。
勢いが非常に強い状態ですね。
この動きから、EURが弱く、GBPが強い通貨と判断しました。
AUDNZD ４時間足
日足は、アップトレンドとなっています。
４時間足も、アップトレンドとなっています。
矢印の場所でトレンド転換したと見ています。
この動きから、AUDが強く、NZDが弱い通貨と判断しました。
狙うべき通貨ペア
週末時点の相場では、
強い通貨は、USDとGBPとAUD
弱い通貨は、JPYとEURとNZDと判断しました。
そして、強い通貨同士では、GBPが一番強く、
弱い通貨同士では、JPYが一番弱いという状態です。
そこで、現在一番勢いがある通貨ペアはGBPJPYとなっています。
GBPJPY ４時間足
一度押し目をつけて、日足高値のサポートラインあたりで反発してくれるとチャンスがありそうです。
まとめ
今週は、強烈なファンダメンタルズにより、ほぼ全ての注目ペアで思惑と違った動きをしてしまいました。
ただ、それでも現時点では、日足レベルの推進波の根拠は崩れていないので、
再び同方向の動きでチャンスがあるかもしれません。
しかし、わかりにくい相場であることは変わりないので、
こういう時は通貨の強弱を見て勢いに素直なトレードの方が上手くいくかもしれません。
なお、通貨の強弱感を利用したトレードを学ぶにはこちらの教材がおススメです。
私の強弱判断もこの教材を基礎にしています。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
