
今回は、稼げるFXトレーダーになるためにやることを絞る重要性について解説していきます。
先日、こんなツイートをしました。
FXで稼げるようになりたかったら まずはやる事を狭く深く絞ることが近道だと思います。
例えば、ロンドン時間にポンドドルのショートだけとか。
物足りないかもしれませんが、このくらい絞って、この僅かなチャンスのために自分を磨き上げていくことが、トレーダーとしての成長に繋がっていきます。
FXトレーダーとして成長するため、もっと言えば稼ぐためには一つのことを深く狭く極める姿勢が大切だと思います。
今回は、この辺を深掘りしていきます。
目次
一般人が相場の世界で生き残るには一点突破しかありません
為替市場は、世界最大のマーケットということもあって、様々なトレーダーが取引をしています。
その中には、今日FXを始めた人もいれば、プロ中のプロと言えるトレーダーもいます。
このような世界で利益を上げていくには、生半可なスキルでは逆にカモにされてしまうのがオチです。
稼ぎ続けるトレーダーは全体の5~10%と言われる世界なので、まずは生き残るだけでも一苦労です。
そんな中で私たち一般のトレーダーが、手を広げて中途半端な武器を振り回したところで、稼げないばかりか、損失を出してしまうのが関の山です。
ビジネスの世界でもそうですが、手広くやって利益を上げていこうというのは強者の戦略です。
弱者は、一点突破することに全力を尽くして初めて利益を手にすることができるのではないでしょうか。
トレーダーとしての成長を考えた場合でも、中途半端に手を広げても、稼げるスキルというのは何一つ身につかない可能性があります。
むしろ一つの武器を磨き上げることにより自分の中に「ものさし」ができ、結果的に「稼げるスキル」の幅が広げやすくなります。
現在、いろいろ手を広げているにもかかわらず、勝てていないトレーダーは一度一つのことに絞ってそれを深めていくトレードをおススメします。
手法、通貨ペア、取引時間など絞れるものは徹底的に絞る
では、どのくらいやることを絞ればいいのかというと、最初のうちは、
手法、通貨ペア、取引時間、売り買いなど絞れるものはとことん絞っていくのが良いのと思います。
手法に関しては、なんでもいいですができればシンプルなものが良いと思います。
例えばインジケーターを表示するにしてもトレンド系1つ、オシレーター系1つなどに絞るべきです。
他にはラインのみでトレードするのもいいかもしれません。
ただし、個人的にトレンドラインは最初のうちはおススメしません。
引き方もですが、その使い方も少し難しいからです。
通貨ペアと取引時間については基本的にセットで考えると良いと思います。
スイングトレードだとあまり気にする必要はありませんが、取引時間によって動く通貨は変わってきます。
例えば、午前中の東京タイムなら円、夕方のロンドンタイムならユーロやポンド、夜のニューヨークタイムならドルなど、
自分がトレードできる時間に合わせて通貨ペアを選ぶと良いと思います。
冒頭のツイートにもあるように、
ロンドンタイムのポンドドルだけトレードすると決めたら他は触らないことです。
その時間帯のその通貨ペアのスペシャリストになってください。
また、FXの魅力の一つに売りからでも買いからでも取引できることがありますが、私はこれが曲者だと考えています。
売り買い両方選択肢としてあるから、いわゆるポジポジ病になりやすかったり、目線が定まらず安定しないトレードに繋がったりするんだと思います。
であれば、どちらでもいいから絞るのも一つの手です。
売りか買いに絞ってやるなんて、そんなトレーダーいるのかよと思われるかもしれませんが、実際にそのような手法で稼いでいるトレーダーもいます。
参考≫『【FX】現役最強トレーダーが教える!たった3日で1億円稼ぐためのスキル』
最初はとりあえず、月足や週足の方向性を見て、どちらか決めちゃうくらいで良いと思います。
売りと決めたら、売りで稼げるようになるまで買いは一切無視。
利益を上げられるようになってから、買いもマスターしていけば良いと思います。
週に1回エントリーチャンスがあれば十分です
他にも絞れるところは、とことん絞ってスペシャリストの道を極めていくことが、相場の世界で生き残るスキルを身につける最短コースです。
ここまで、絞るとエントリ-チャンスが極端に少なくなるでしょうが、
「待つ」というスキルも稼ぐためには重要なスキルです。
また、トレードしない時間を使って学習、検証など自己研鑽の時間に使っていけばより成長は早まります。
週1回エントリーチャンスがあれば十分、そんな意識でトレードしていてれば利益は自然と積み上がっていきます。
pips×ロットの世界では、金額はあとからロットでどうにでもできるので、まずは確実に稼げるスキルを身につけていくべきというわけです。
まとめ
手法や通貨ペアを広げていくとその分チャンスも増えるので、より稼ぎやすくなるんじゃないかと考えがちですよね。
私もそうでした。
しかし、稼ぐスキルもないのに手を広げても、損失が広がるだけという事実になかなか気づけないんですよね。
もしくは気づいているけど、見てみないフリをしているのかもしれません。
私たちがFXをしているのは、稼ぐためであり、決してトレードするためではないはずです。
ここを常に意識して、何が最善か考えるべきだと思います。
個人的には手を広げることが最善だとはどうしても思えないので、深く狭く絞って一つのことを極めていくことをおススメしています。
今回の話が何か参考になれば幸いです。
ありがとうございました。