トレードスタイル 基礎知識

FXにも使えるギャン理論~28のルール~

2019年7月22日

今回は、FXにも応用できるギャン理論の28のルールについて解説していきます。

・勝率を上げたい人

・トレードルール作りに悩んでいる人

このような人の参考になると思います。

トレードの世界では、ダウ理論やエリオット波動理論などの理論がいくつかあります。

その中でギャン理論は、ウィリアム・デルバート・ギャンによって考案されました。現在のFXでも有効なルールだと思うので参考にしてみてください。

ウィリアム・デルバート・ギャン(1878-1955)

ギャンは、1878年にテキサスの綿花農家に生まれましたが、家業を継ぐこと無く投資家になりました。

1900年代前半に活躍した伝説のトレーダーで、1929年のニューヨーク株式の大暴落など数々の相場を予見し、勝率は8割~9割だったと言われています。

このような理論を考案する人の多くは、アナリストや研究者であることが多く、本人はトレードをやっていないこともよくあります。しかし、ギャンは研究をしながら自らトレードをしていたそうです。

ギャンの28のルール

1 資金を10等分し、1回の取引額は全資金の10分の1とする。

2 ストップ・ロス・オーダー(逆指値注文)を使い、ロスカットは最小限に抑える。

3 過剰な取引をしない、資金配分を守る。

4 利益を損失に変えない。含み益が出た後は、利益を減らさぬよう、逆指値を上げていく。

まず第1に、ある程度の含み益になったら建値以上にS/Lを置き直すことが考えられます。

次に、その含み益を少しずつ確保していくようにS/Lを移動させていくということです。こうすることにより、相場の動きか変わってS/Lに引っかかっても、それまでの利益は確保できます。

5 トレンドには逆らわない。

6 迷った時は手仕舞い、ポジションを解消する。

7 値動きがあり売買が活発な銘柄(市場)で取引を行う。

ボラティリティの大きな通貨ペアや時間帯を選んでトレードを行うことは重要です。

8 リスクを避けるため、分散投資する。資金の一極集中を避ける。

9 指値注文ではなく、全て成り行き注文で売買する。

これは、押し目買いなどの場面のことを言っています。押し目を予想して指値を入れるということは短期的には逆張りになりますよね?

そうではなく、押し目をつけて反発し始めてからエントリーしましょうということです。要はトレンド方向にしっかり順張りでエントリーしましょうということです。

10 根拠の無い理由では手仕舞いしない。

11 利益は蓄積し、一部は別口座に移し、緊急時に備える。

私も利益の半分は出金するようにしています。

12 配当やわずかな利益目当てで売買しない。

13 ナンピンをしない。ナンピンはトレーダーの最大の誤りである。

14 我慢できないというだけで相場から逃げない

15 小さな儲けと大きな損は避ける。

16 建玉と同時に逆指値を行い、これをキャンセルしない。

損切りはずらさないということですね。

17 極端に頻繁な売買は避ける。

ポジポジ病のことです。

18 買いだけでなく空売り(信用売り)も積極的に活用する。

19 値ごろ感に捉われない。安い(高い)という理由で買ってはならない。

20 ピラミッティング(乗せ商い)のタイミングに注意する。

ピラミッティングは利益を伸ばすテクニックですが、しない方が結果的に利益を最大化できることも多いです。

詳しくはこちらもどうぞ↓↓↓

ピラミッティングは有効?(利益を伸ばすためのコツ)

21 上昇相場で買い増す場合、上げるほどに小さな枚数で買い増していく。

これは、ピラミッティングの鉄則ですね。個人的にはピラミッティング自体あまりおススメしませんが、するならこのようにリスク管理は徹底するべきです。

22 ある銘柄を買い建てしていて、その価格が下がり始めた時、これをヘッジしようと­して別の銘柄を空売りしてはいけない。

23 明確な理由なしにポジションを変えない。明確なルールによる判断やトレンド転換などの明白な理由なしに手を引かない。

24 充分な利益を得た後は取引量を減らす。絶好調のときでも全資金を投入しない。

戦略的にその月に出た利益がマイナスにならないようにロットを大きくするというはアリだと思いますが、調子に乗ってロットを上げるのはナシです。

25 相場の天井(底)を闇雲に決め付けない。

26 他人の助言を鵜呑みにしない。自分で研究し、自分のルールを持つ。

最後に信じられるのは他人のアドバイスではなく、自分でバックテストやフォワードテストをした自分のルールだけだと思います。

FX商材などを購入してそのルールでトレードするのも良いですが、その際には改めて自分で検証をして自分のものにしてからトレードに臨むのがベストだと思います。

27 ロスカットした後は取引量を小さくする。もし3回連続で損を出した時には、元での10分の1のリスクに抑える。

負けると早く損失を取り戻したいと思い、ロットを大きくしたい衝動に駆られることがあると思います。でもそれでまた負けたら悲惨ですよね...。

また、3回というのはあくまで目安ですが、3連敗しちゃう時って自分のトレードルールと相場が合っていない時である可能性が高いので、一度お休みをするかロットを小さくしてトレードするのが良いと思います。

28 間違えて入るのを避けるのと同じく、間違えて手仕舞うことも避ける

まとめ

以上がギャン理論の28のルールですが、いかがだったでしょうか?

100年以上も前に作られたものですが、現在のFXトレードにも応用できるルールばかりだと思います。

トレーダーによって様々なトレードスタイルがあると思いますが、そのトレードスタイルに関係なく取り入れることができるのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。

それでは今回は以上です。

ありがとうございました。




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  • この記事を書いた人

hiro

2008年から株式投資、2016年からFX。ゆったりトレードしながら、合間に筋トレや読書を楽しむ生活です。株は年利10%前後、FXは毎月200pipsほどの利益。エリオット波動と通貨の強弱を学習して勝てるようになりました。

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