
今回は、先日のリアルトレードについて解説していきます。
波動のカウント方法や相場の見方などの参考にしてもらえたらと思います。
今回トレードした通貨ペアはNZDCADです。
目次
環境認識

こちらのチャートはNZDCADの4時間足チャートです。
チャート分析をしていたところ、このようなチャートを見つけました。
見たところチャネルラインに納まっており、4波形成中に見えたので、日足、週足、月足も順番に確認していきました。
日足

週足

月足

上位足の下落の勢いも悪くないと判断したので、次に4時間足チャートの波動カウントをしていきました。
4時間足 波動カウント

やはり4波中と判断したので、このチャネルラインをブレイクした5波を、1時間足でタイミングを計って取りに行くことにしました。
ちなみに少しカウントしづらかったので、先に日足の波動をカウントしたところ、日足は現在5波中と判断しました。
日足 波動カウント

エントリー

エントリーは、4時間足のチャネルラインブレイクを確認後、
1時間足で直近安値、200EMAを超えたところにショートの指値を置いてエントリーを待ちました。
まもなくエントリーされましたが、その後戻され、
実はまだ4時間足のチャネルラインの中だった疑いがありましたが、損切りする理由もなかったので、とりあえず保有を続けました。
決済

再三戻される場面もありましたが、最終的には1時間足レベルでの3波をしっかり形成し、
RSIのトレンドラインブレイク、一目均衡表の基準線タッチで決済しました。
トレード結果
NZDCAD ショート
エントリー:0.84468
決済:0.84097
損益:+37.1pips
今回のエントリーは、日足の5波の中の、4時間足の5波の中の、1時間足の3波を狙ったエントリーでした。
わかりにくいですね(汗)。
要するに日足のトレンドの最後の最後を取ったというイメージです。
獲得pips的には、大したことないですが、
NZDCADという通貨自体のボラティリティやトレンドの最後と思われるところを取りに行ったことを考えると、十分満足できる金額です。
今回は、チャネルラインブレイクの判断を誤った可能性もありましたが、
そもそもの推進波・調整波というレベルの判断を間違えてなければ、切られる可能性が極めて低い場所(4時間足の4波の高値=1時間足の1波の上)
に損切りを置いていたので、ポジション保有を継続するという判断ができました。
また、週明けに窓を開けて下落し、戻されるという場面もありましたが、
窓埋め後は再びトレンド方向に動き出すというのもよくあるパターンなので、この動きも割りと落ち着いて見ていられました。
私も全ての動きを予測することはできませんし、想定外の動きの際にどう対処したら良いのからわからなくなることはあります。
ただ、できる限りのシナリオを想定し、その対処法さえ準備していれば、
自分のトレードの優位性が崩れることは、そうそうないことだとも思っています。
ここは、経験を積んでいくしかない部分もありますが、
常に複数のシナリオとその対処法を準備する姿勢自体は、経験が浅いうちからでも持っておくべきトレーダーのスキルの一つだと考えています。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。