
この記事では、私がFXで稼げるようになったエリオット波動の全体像について紹介していきます。
・FXでなかなか勝てない
・エリオット波動を勉強したいけどどこから手をつけていいかわからない
・もっとFXで稼ぎたい
そんな悩みを解決していきます。
目次
FXはエリオット波動を学べば10倍稼ぎやすくなる【実体験】

記事を書いている私は、株式投資歴10年以上、FX歴5年のトレーダーです。
株式投資はリーマンショックの頃に始め、自分のスタイルを確立し、
少ないながらも安定した成績を残すことができていました。
ただ、FXの方は、2年くらい勝ったり負けたりを繰り返していました。
そんな中エリオット波動を学んだところ、安定して稼げるようになって、
今では平均して毎月200pips前後を稼いでいます。
この記事では、一般の書籍やネットにはない私の実体験も踏まえた情報をお伝えします。
FXで必要なエリオット波動の知識はそこまでない

まず、エリオット波動とは、経験則に基づくテクニカル理論です。
よく推進5波、調整3波で構成されるなんていわれることがあり、この概念自体を耳にしたことがある人は多いと思います。
下の図のようなやつです。

しかし、これを実際のトレードに活かすとなると急にハードルが上がり、敬遠してきた人も多くいると思います。
他にFXをやっているとダウ理論というものが出てきますが、
ダウ理論ほど取っつきやすいものではないのは確かです。
私も「ダウ理論に基づくトレードだけでも別に勝てないことはないしなー」
という認識で、エリオット波動を学び始めるまでずいぶん時間が掛かりました。
エリオット波動とはチャートパターンの集まり
エリオット波動でよく言われる推進5波・調整3波とだけ言われても理解できないのはもっともで、
もう少し詳しく説明すると、
エリオット波動とは要はチャートパターンの集まりです。
すごく抽象化すると上の図のようになるというイメージでしょうか。
推進波と調整波という波動がいろんなパターンで組み合わさってチャートを作っていて、
このパターンを覚えていくと具体的な形が見えてくるというのがエリオット波動です。
エリオット波動はゴールがわかる
そして、このチャートパターンの中には波動の比率を測れるものも存在します。
つまり、どこまで伸びるか、ゴールがわかるということです。
もちろん、すべてのパターンを予測するのは難しいですが、これにより勝ちやすく伸びやすいところでエントリーをすることができ、
多くのトレーダーにとって悩みの種である利益確定についても一つの目安とすることができます。
利益確定に悩んできたトレーダーもゴールが見えるので、ここまではまだ持ってても大丈夫だなという安心感を持てるようになります。
つまりpipsが稼ぎやすくなってくるので、無理して短い時間足でトレードする必要もなくなってきます。
(もちろん短い時間足でもエリオット波動は機能するのでトレードできますし、私も5分足くらいまでならトレードすることはあります。)
正直エリオット波動を極めようと思えば、覚えることが多く、そこがネックになりますが、
稼ぐために必要な知識に絞れば、実はそこまで多くはありません。
この稼ぐために必要なことだけ学んで実践していけば問題ないと思います。
FXで稼ぐためにエリオット波動の狙うべきポイント

そして、この稼ぐという観点で言えば、
調整波は無視して推進波だけを狙っていくのがポイントです。
特に最初は推進5波動のうち第5波だけを狙っていけばいいと思います。
というか、それだけでも十分です。
第3波も利益にしやすいですが、これは慣れてきてからで大丈夫です。
まずは、とにかく第3波だけ狙ってトレードすればOKです。

エリオット波動はハードルが高い?

またもう一つエリオット波動が難しい理由は、
波動のカウントが人によって異なってしまうことにあると思います。
インジケーターなどを使って、ある程度ルール化することもできますが、
それでも完全にルール化することは難しく、裁量が必要になってきてしまいます。
(インジケーターを使ったカウント方法についてこちらのnoteで解説しています。)
→『エリオット波動のカウント方法【インジケーターを使って誰でも再現可能】』
つまり、エリオット波動はカウントするだけでも技術・知識・経験が必要になってきます。
さらに複数の時間足を観察するマルチタイムフレームも使用するので、初心者には難しいかもしれません。
しかし、稼ぎ続けていくためにはスキルアップ自体は必要なことであり、エリオット波動理論はその中核になり得るものだと私は思います。
エリオット波動に基づくトレードは、
やり方によっては簡単に数百pips、時には1000pips以上の利益も目指せる可能性のあるものです。
トレードスキル自体がこの先の人生において一生もののスキルになる可能性がある現代において、
様々なトレードスキルがありますが、その一つとしてエリオット波動は学ぶ価値のあるものだと思います。
私もエリオット波動を学び始めてからトレードの成績が向上しましたし、FXがさらに面白くなってきました。
エリオット波動の基礎

それではエリオット波動の基礎について簡単に解説していきます。
まず押さえるべきことは
・推進波と調整波
・フラクタル構造
この2つです。
推進波と調整波
最初に推進波と調整波について説明していきます。
エリオット波動にはトレンド方向に動く波である推進波という波があり、
その後に発生するトレンドと逆方向に動く調整波という波があります。

エリオット波動はこの推進波と調整波の繰り返しによって構成されます。
さらに詳しく説明すると、推進波は1波、2波、3波、4波、5波の5つの波動でできていると言われています。
下の図のようなかんじです。

このようにトレンド方向と同方向に5つ波で形成されているものが推進波です。
この推進波の後にトレンドと逆方向に発生するものが調整波です。
調整波は原則3つの波で構成され、順番にa波、b波、c波と言います。
これを調整3波なんて言ったりもします。

推進5波と調整3波、この8つの波動が1つのサイクルと言われているのがエリオット波動の特徴です。
これから様々なチャートパターンを覚えていきますが、
正直この推進5波調整3波という1サイクルのチャートパターン自体はそこまで重要ではありません。
ここで覚えておきたいのは、
1波~5波で形成される推進波というチャートパターンがあるということ、
a波~c波で形成される調整波というチャートパターンがあるということ、
この2つだけです。
なお、調整波に関してはa波、b波、c波、d波、e波という5波動で形成されるパターンもありますが、そちらは次回以降の記事で説明していきます。
まずは、この推進波、調整波という大きく捉えた場合のチャートパターンを覚えてください。
これが、今後さらに覚えていくチャートパターンの原型になります。
フラクタル構造
あともう一つフラクタル構造というものがあります。
これがすごく重要です。
今後また改めて説明していきますが、
推進波や調整波の1つの波を細かく分析した場合、
どのようなチャートパターンになるかということを考えるために、このフラクタル構造というのは重要になってきます。
これがエリオット波動で稼ぐための肝と言っても過言ではありません。
イメージとしてはこんな感じです。

日本語的には細分化と言った方がわかりやすいかもしれません。
フラクタル構造については詳しくはこちら↓↓↓
『利益を出すための細分化(エリオット波動におけるフラクタル現象)』
まとめ:まずはエリオット波動の概要を把握する
ここまで、エリオット波動の概要とその基礎を解説してきました。
今後紹介していく知識は、全て今回の話に紐づけながら説明していきます。
なので、エリオット波動というと難しく構えがちですが、
まずは今回の概要と基礎を押さえるだけでも学習の難易度はだいぶ下がると思います。
あとは、今回の話に知識を肉付けしていくイメージでOKです。
より詳しく学習したり、調べものにはこちらの本がおすすめ
エリオット波動を利用してFXで稼ぐ、
このことにフォーカスすれば必要な知識というのは実はそんなに多くありません。
その必要な知識は、このブログでも紹介していきますが、
それ以上の知識や何かわからないことを調べる際にはやはり専門書が手元にあった方が何かと便利です。
私が参考にしている本はこちら。
エリオット波動に関する本って少なくて、選択肢がそんなにないのが現実ですが、
この本は全世界で読まれているエリオット波動の教科書的な本で、必要な知識はほぼ網羅されています。
これからエリオット波動を学ぼうという人は持っていて損はないと思いますよ。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
エリオット波動を順番に学習したい人はこちらから↓↓↓
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