
今回は、FXは勉強しても意味ないのかという疑問について解説していきます。
先日こんなツイートをしました。
FXって中途半端に学習してる時が一番負けます(経験談)
何も勉強せずにテキトーにやった方がまだ勝てます
これは皆ある程度のルールを理解した上で同じようなポイントでせめぎ合ってるからです
だから微妙な差が大きな差になる
やるならトコトン突き詰める
中途半端には注意しましょう😌— Hiro@FXトレーダー (@kuro871218) September 24, 2020
FXって中途半端に学習してる時が一番負けます(経験談)
何も勉強せずにテキトーにやった方がまだ勝てます
これは皆ある程度のルールを理解した上で同じようなポイントでせめぎ合ってるからです
だから微妙な差が大きな差になる
やるならトコトン突き詰める
中途半端には注意しましょう
結論から言うと、FXは勉強しないと稼げません。
この記事では、FXは勉強しても意味がないと言われる理由・背景や意味のある勉強について説明します。
目次
FXは勉強しても意味ないのか?

結論:間違いなく勉強しないと稼げるようにはならない
最初にも書きましたが、FXは勉強しないと絶対に稼げるようにはなりません。
そもそもFXとは、
安く買って高く売る、高く売って安く買う、
これだけです。
そして、相場が上がるか下がるかは50%/50%。
つまりFXで稼いでいくためには、
この50%という確率を1%でも2%でも高めて、優位性を作ることが必要です。
そのためにはやはり勉強は欠かせません。
勉強せずにFXをするということは、常に50%/50%の確率に賭けているようなもの。
むしろスプレッド分、期待値がマイナスのゲームにサイコロを振り続けているようなものです。
FXをただのギャンブルではなく、
期待値がプラスのビジネスにするためには、間違いなく勉強は必要です。
理由:勉強しても勝てないのは中途半端だから
それではなぜ勉強しても意味がないと言われるのか。
理由はシンプルに勉強しても勝てない人が多いからですよね。
FXで稼ぐために勉強は必要、でも勉強しても勝てない。
この矛盾するかのような現象は、中途半端に勉強している時に特に起きやすいです。
FXの勉強を少しすると、インジケーターの使い方やラインの引き方はある程度わかるようになります。
だから、皆が注目するポイントや意識されている価格というのもだんだんわかってきます。
しかし、相場というのはプロアマ関係なくお金を奪い合う世界。
みんなが意識するポイントで、トレーダーがせめぎ合っている訳です。
そこでは、ちょっとした差が結果を左右します。
つまり、勉強して他のトレーダーも意識するポイントがわかるようになったが為に、
最も激しい戦場に自ら飛び込むことになり、カモにされてしまっているという訳です。
初心者の頃はまだ勝ったり負けたりを繰り返してた。
でも勉強を進めると、ある時から全く勝てないという経験をする人が多くいます。
そこには、このような相場の仕組みが関係しているのです。
FXは勉強しても意味がないと言われるのも、これが大きな要因です。
これを解決するには、辛抱強く勉強とトレーニングを重ねて、
カモられる側からカモる側に回るしかありません。
意味のないFXの勉強もある

相場がわかるようになったことで勝てなくなるという意味では、その勉強は決して無駄ではありません。
どこかでブレイクスルーポイントがあるはずです。
その一方で、純粋に意味のない勉強というのも存在します。
それは、稼ぐという目的から外れた勉強です。
典型例は、相場を読み解くための勉強。
例えば、使い道もはっきりしないまま、ローソク足パターン(酒田五法など)やインジケーターの勉強をすることです。
知識ばかりあるけど、稼げないただのFXマニア。
完全に目的からズレてますよね。
ローソク足の勉強もインジケーターの勉強もそれ自体は決して悪いものではありません。
問題は、何のためにするかが明確になっていないこと。
逆に言えば、この部分が明確になると、何をどんな風に勉強すれば良いかも自然とはっきりしていきます。
FXで稼げるようになる意味のある勉強

FXの勉強を意味のあるものにするためには、ゴールから考えることがポイントです。
ここでのゴールは、どんな相場をどんな風に取りたいか?
このゴールを決めないと何を勉強しても無駄になりかねません。
ここが明確になって初めて、
じゃあどんな知識が必要か、
そのためにはどうやって勉強やトレーニングをしていけば良いかが決まります。
①どんな相場をどんな風に取りたいかを明確にする
このゴール設定の部分ですが、
例えば、
「4時間足のトレンド方向を1時間足の押し目や戻りで狙う。」
最初は、このくらいアバウトでも構いません。
慣れてくれば、
「日足のエリオット波動の推進方向に、4時間足の5波を取るために、1時間足の初動を狙う。」
みたいにより細かく設定することも可能です。
大事なのは、一応でも良いからゴールを設定することです。
他にも、
「メンタルを考えると勝率70%は欲しい、だったらリスクリワード1:1以上で十分か。」
「稼げさえすれば勝率30%でも構わないけど、それならリスクリワードは1:3くらいは必要だな。」
というように、長期的に考えた場合のトレードスタイルも決めておきます。
ポイントは、自分の生活スタイルや性格、資金量などを考慮してゴール設定をすることです。
②必要な知識やトレーニング方法をリストアップ
どのような相場をどんな風に取りたいかが決まれば、
それに合わせて必要な知識やスキルが何かを考えていきます。
例えば、
「トレンド相場を取りたいのであれば、ダウ理論の知識が必要だな。」
そして、
「ダウ理論の肝は高値と安値の判断だから、これは過去チャートや現在のチャートを使って見極めの練習をしていこう。」
「押し目買いや戻り売りのタイミングをロジック化したいから、それに合うインジケーターを探そう。」
「リスクリワード1:3を実現させるには、資金管理も大事になってくるな。資金管理って他にどんな方法があるか調べてみよう。」
このような感じで目的を明確にして行うと、自然と勉強が必要な知識やスキルが浮かんできます。
また、そうやって勉強したことから、新たな疑問や改善点が出てきて、より深い学習に繋がります。
点ではなく線で勉強するイメージですね。
③トレードルール(手法)に落とし込む
次に、そうやって勉強した知識やスキルをトレードルールに落とし込みます。
最初に、どのような相場をどうやって取るかゴールを決めて、
それに必要な知識やスキルを勉強してるだけなので、簡単に落とし込めると思います。
先に知識ありきだと、それらをどう組み合わせたらベストかという思考になり、ルールを作るだけで迷宮入りしてしまいます。
④あとはひたすら練習
そして、トレードルールが出来上がったら、
機能するかを過去チャートとデモトレードで検証していきます。
ここから先は、検証しては微調整、検証しては微調整の繰り返しです。
正直ここにどれだけ時間を使えるかが、そのトレードルールの精度を決めます。
過去検証とデモトレードの詳しいやり方についてはこちらの記事をどうぞ↓↓↓
『FXで勝てない原因は過去検証とデモトレードをしないから(やり方を解説)』
この検証作業は、トレードルールに優位性があるかの確認というのが1番の目的ですが、
単純に数稽古にもなるので、経験値を積むことにもなります。
リアルトレードでしか積めない経験も確かにありますが、それに勝る圧倒的な量を検証作業で積むことによって、
一気にトレーダーとしてレベルを押し上げてくれるのにも役立ちます。
そういう意味でも、この検証作業に費やす時間というのは、とても大切です。
まとめ:意味のあるFXの勉強をする
繰り返しになりますが、FXで稼ぐために勉強は欠かせません。
ただ、意味ある勉強と意味のない勉強がある。
意味のある勉強であっても、ある壁を突き抜けないと稼げるようにならない。
これが真実です。
これはFXに限った話ではないですが、目的のない勉強が結果に繋がりにくいのは当たり前ですよね。
そういう当たり前を忘れずに、地道に勉強をしていけば、
FXは高い確率で稼げるようになるビジネスだと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。