
今回は、FXなんか「やめとけ」と言われる理由について考えてみます。
・FXって稼げないの?
・FXは副業に向かない?
・それでもFXで稼ぎたい
こんな疑問や悩みにヒントになると思います。
結論から言うと、FXに対するネガティブな意見は、ほとんど無視してOKです。
その上で記事の後半では、FXで稼ぐためのステップも紹介します。
目次
FXなんか「やめとけ」と言われる理由

副業が世間の認識として一般的になってきた中で、その副業候補にFXが挙げられることもよく目にするようになってきました。
しかし、その一方でFXなんかやめとけ、副業には向いていないという声も聞きます。
ではなぜ、FXなんかやめとけ、副業には向いていないと言われるのでしょうか。
・FXはギャンブル
・稼ぎ続けられる人は全体の5~10%
・レバレッジは危険
・稼げるようになるまで時間がかかる
・稼ぐにはある程度のまとまったお金が必要
パッと思いつくだけでもこんな感じです。
なので、これらを副業という観点からも考えてみたいと思います。
FXはギャンブル
まず、世間一般の認識として、FXはギャンブルという認識が強いんじゃないでしょうか。
(FXに限らず、投資一般についてこう思っている人も多いですが…)
確かにFXは、その金融商品の特徴から考えても、ギャンブルという要素はあります。
現在の価格から上に行くか下に行くかは、理論的には50%、
正直誰にもわかりません。
しかも、FXの場合スプレッド(簡単に言うと手数料)が掛かり、エントリーと同時にマイナスからのスタートになります。
つまり、単純に考えても期待値がマイナスのゲームにお金を賭けるのがFXというわけです。
なので、FXはギャンブルという世間の認識はあながち間違ってはいません。
ですが、この上がるか下がるか50%の確率を、1%でも上げることができれば、
途端にFXは期待値がプラスのビジネスに変わります。
そしてそれが可能なのがFXです。
なぜなら、FXが取り扱う為替相場は、完全にランダムで動いているわけではなく、
そこには一定の規則性があります。
それは、為替相場を動かしているのは人間であり、そこは群衆心理の集合体だから。
詳しい説明は省略しますが、要は人間の考えることや行動にはパターンがあるということです。
それで相場の全てを説明できる訳ではないですが、
先ほども言ったように、1%でも優位性を生むことができれば、お金は増えます。
この優位性のあるトレードを常にし続ければ、
FXはギャンブルではなく、ビジネスとして立派な副業にできます。
稼ぎ続けられる人は全体の5~10%
優位性のあるトレードをすると言っても、それが難しいんじゃないのか。
事実、FXで稼ぎ続けている人は、全体の5~10%なんて言われています。
5%の中に自分が入れるとは思えない。
そう考えてしまう気持ちもわかりますが、この数字にはちょっとしたカラクリがあります。
ここからは私見も含みますが、大きくは間違っていないと思います。
まず、世間の認識通りFXをギャンブルだと思って始める人、初めてもロクに学習もしない人がかなりいます。
また、学習「だけ」する人、後で詳しく説明しますが、十分な検証作業をしない人も結構います。
つまり、FXをする人の大部分は、
稼ぐための努力をしない人もしくは努力のベクトルがズレている人たちです。
なので、全体の5~10%というのは見かけ上の数字で、
実際にはやることをやっていれば、ほぼ確実に稼げるようになるというのが私の実感です。
(絶対にとは断言できないのはごめんなさい)
また、仮にこの5~10%という数字をそのまま受け取るとしても、
そもそもビジネスの世界において、新会社の10年間の存続率は5%程度と言われています。
リスクを取ってお金を稼ごうとする以上、FXの成功率だけ特別に低いという訳ではありません。
逆に、本業の収入をしっかり確保した上でFXを行うのであれば、起業するより断然リスクは低いと思います。
レバレッジは危険
世間のFXに対するイメージとして、FXはレバレッジがあるから危険というのもあると思います。
このレバレッジとは、少ない資金で大きな資金を運用できる仕組みです。
日本の証券会社だとレバレッジは25倍なので、例えば100万円の資金で2500万円分の運用ができます。
なので単純に考えると、利益も25倍になる代わりに損失も25倍になるということ。
これが海外の証券会社だとレバレッジが100倍や500倍を超えるところもあります。
そして、このレバレッジが原因でFXは借金を背負わされると思っている人が多いです。
確かに、レバレッジを掛ける以上、口座資金以上のマイナスになる可能性は理論上あります。
ですが、国内口座のレバレッジの場合、
余程の突発的にな動きに加えて、リスクを取り過ぎたトレードをしていない限り、
現実的にマイナスの借金を背負うことは考えにくいです。
海外口座の場合も、ゼロカットというシステムを導入しているところであれば、マイナス分は帳消しにしてもらえます。
つまり、対策さえしていれば、FX自体で借金を背負うことはありません。
稼げるようになるまで時間がかかる
FXは、1日単位で見ればすぐに稼げることもあります。
ただ、これが1か月、3か月、半年、1年と長期で稼げるようになるには、それなりに時間が掛かります。
どれくらい時間が掛かるかと言うと、多くは3年~5年と言われます。
初めから5年、10年先を見据えて取り組むなら問題ありませんが、
割りとすぐに収入を増やしたい副業としては、ちょっと長すぎですよね。
このように稼げるようになるまで時間が掛かるのは、
このトレードという世界が、一般社会と異なる世界だからという理由が大きいです。
つまり、受験勉強や会社員のように、コツコツ勉強して知識を蓄え、あとは実践していく、
これが相場の世界だと通用しないんです。
FXに置き換えると、たくさん本を読んで学習して、ひたすらリアルトレード。
これだと努力のベクトルが少しズレちゃってるんで、稼げるようになるまで、時間が掛かります。
今稼いでる人は、試行錯誤してる内にそのことに気づいて、軌道修正していったから3年~5年も掛かっている訳です。
じゃあ、初めから正しいベクトルで努力出来たらどれくらいで稼げるようになるのかというと、
早い人だと3か月、長くても半年もあれば十分だと思います。
これだと副業で稼ぐということを考えても悪くない期間だと思います。
では、正しいベクトルの努力とは何?っていう話ですが、それは後で詳しく説明します。
稼ぐにはある程度のまとまったお金が必要
ネットを見てると少ない資金から派手に稼いでる人をよく見かけます。
ただ、それができるのはすでに高いスキルを身につけた極一部のトレーダーだけです。
今から始める初心者が、10万円や20万円から大きくするのは正直難しいというのが現実です。
これは、私の実感ですが、100万円まではFXで増やすより、バイトでもして労働収入で増やす方が早いし確実です。
逆にしっかりとスキルが身についていれば、100万円からは早く、
少しずつ使いながら、増やしていくということも可能になります。
また、月額ベースで満足できる金額という観点からも、
同じ月利なら100万円以上あった方が、副業に見合う金額にもなりやすいです。
例 月利5%
10万円→5000円
100万円→5万円
なのでおススメは、
100万円貯まるまでは、本業や他の副業を頑張って、その間にスキルを磨く。
すでに100万円ある人は、少し我慢してスキル磨きに専念する。
これが結果的に最速で稼ぐための戦略だと思います。
FXなんか「やめとけ」と言われないために

世間一般に言われるFXに対するネガティブな意見は、そのほとんどを論破することができます。
ですが、何よりの反論は自分がFXで稼げるようになれば良いだけです。
ということで、ここからは、FXで稼げるようになるためのステップを解説していきます。
しっかり学習する(でもやり過ぎない)
まずは、学習です。
知識を身につけたり、トレードツールの使い方を学んだりは、やはり必須です。
ただ、ここで気を付けないといけないのが、学習の目的です。
FXを極めたいのか、FXで稼ぎたいのか。
多くの人は、当然後者のはずです。
そして、FXで稼ぐとは、
優位性のあるトレードルールを用意して、それを運用していくということ。
であれば、学習もそれに必要な知識を学んでいけば良いだけです。
この目的意識を忘れて学習を進めていくと、
いくらやってもキリがない、ただFXに詳しいだけで全然稼げないという、笑えない状態になりかねません。
ですが、多くの人は独学で始め、ゴールがわからないまま学習を進めていくので、意外とこの笑えない状態になってることがあります。
なので、このゴールを見失わないためにも、初めから既に稼いでる人に教えてもらうのが1番です。
身近にFXで稼いでいる人がいるなら、その人に教えてもらいましょう。
そんな人がいない場合、有料教材で学ぶのが近道です。
ピンキリではありますが、良い教材は、トレードルールというゴールに向かって必要な知識やスキルの解説が、体系的に組み立てられています。
最初はこのような教材で、無駄なく学習して、トレードルールもまずはそれから試してみるというのが、1番稼ぎやすい方法論だと思います。
おススメは教材はこちら
・ネオ・ジーニアスFX:勝率80%、リスクリワード1:2以上の日足のスイングトレード手法
・秒速スキャルFX:勝率80%、リスクリワード1:1~1:3の1分足のスキャルピング手法
・ゲイスキャFX:勝率70%、リスクリワード1:1以上の1分足スキャルピング手法
どれも実績があり、価格も1、2回のトレードで回収できるくらいの値段なので、購入して損はないと思います。
検証を頑張る
学習をして、トレードルールの準備もできたら、いよいよリアルトレード…
だとおそらく火傷します。
次に必要な作業が、トレードルールの検証です。
具体的には、過去検証とデモトレード(小ロットトレード)。
自分でゼロから作ったトレードルールはもちろん、他人のトレードルールもこの検証作業を経ないと、まず稼ぎ続けることはできません。
トレードルールもあくまで道具。
使う人が違えば、結果も違ってきます。
そこで、まずは過去検証を通して、理想通りの成績が出るかを試す。
ただ、それはあくまで過去相場での結果だから、
次にデモトレード(小ロットトレード)でリアルタイムの相場でも試す。
この2ステップを踏むことで、そのトレードルールの性能を最大限に発揮できるようになります。
正直、FXで1番頑張って努力が必要な部分というのが、この検証作業です。
ここに1番エネルギーを注げる人が、FXで稼げるようになります。
過去検証やデモトレードのやり方について詳しくこちら↓↓↓
『FXで勝てない原因は過去検証とデモトレードをしないから(やり方を解説)』
FXに刺激を求めない(あくまでビジネス)
最後に、マインド面の話になりますが、FXで稼ぐためには刺激を求めないことも大切です。
大きなお金を簡単に動かせるFXは、やはりギャンブル的な要素を持ち込むことができ、そこに興奮を覚える人もいます。
ですが、稼ぐためにやる以上、FXも1つのビジネスとしてやるという意識が大切です。
ビジネスとしてやるなら、何の学習も下調べもせずに、いきなり起業したりしないですよね。
事前に必要な知識やスキルをある程度身につけて、リサーチ作業も徹底して行うと思います。
実際にスタートした後も、PDCAを回しながら常に改善点を探っていく。
これをFXでも行っていけば、努力のベクトルを間違うことも減ると思いますし、これまでの解説も理解しやすいのではないでしょうか。
最初に、この「FXはビジネス」というマインドを持って、学習をスタートさせることがFXで稼ぐ秘訣かもしれません。
まとめ:FXなんて「やめとけ」は無視してもOK
投資に100%はないですが、FXは正しいベクトルで努力を重ねれば、稼げるように確率はとても高いです。
ポイントは、
トレードルールを運用するのに必要な知識を学習して、検証を繰り返す。
そしてFXを1つのビジネスとして取り組む。
これだけです。
ネガティブな外野の声は無視して、自分が稼げるようになるためだけにエネルギーを使っていきましょう。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。