
今回は、FX初心者におすすめの本を紹介していきます。
・FXの勉強をしたいけど、どんな本を読めばいいの?
・どんな基準で選べばいいの?
・薄っぺらな情報ではなく、もっと本質的な部分を学びたい
こんな疑問を解決していきます。
この記事を書いている私は、2008年に株式投資、2016年からFXを始めました。
株は年利10%前後、FXは毎月200pipsほどの利益を上げています。
そんな私が、今まで読んできた本の中から今でも繰り返し読んでいる本を中心におススメを紹介していきます。
また、記事の後半ではおすすめの動画についても紹介しています。
目次
FX初心者が読むべきおすすめ本

入門編
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
1からFXを始める人のための本です。
FXとは?からトレード方法、チャートの見方などFXの全体像を掴むには最適だと思います。
ただし、この手の入門書はどれも書いてあることに大差はありません。
なので、書店などで実際に手に取って、読みやすそうなものを選ぶのもアリだと思います。
これからFXを始める人は、1冊買っておけば安心です。
一方、すでにトレード経験がある人は別に必要ないかもしれません。
テクニカル編
先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)
こちらはテクニカル分析のバイブル本です。
先物市場と書かれてますが、株式市場、為替市場などテクニカル全般に応用できます。
初版は1990年ですが、現在まで40回近く版を重ねており、それだけでも信頼の置けるロングセラー本でもあります。
テクニカル分析の基礎から、チャートパターン、様々な相場理論まで網羅されており、教科書的に使える1冊です。
1度通しで読んだら、その後は辞書的に使うのがおススメです。
マインド・メンタル編
デイトレード
こちらは投資哲学、マインドに関する本です。
手法やテクニカル的なことはほとんど書かれていないにもかかわらず、多くのトレーダーがこの本を愛読書にしています。
(もちろん私もです)
そもそもトレードという行為は、一般社会とは異なる非日常的な行為です。
そんな非日常行為の道しるべや孤独感の解決のヒントになる1冊です。
FXで利益を上げられるようになっても定期的に読み返したい本と言えます。
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
この本は、世界のトップトレーダー総勢18人のインタビュー集です。
インタビュー形式で書かれているので、テンポ良く読める一方で、
失敗、成功、トレーダーへのアドバイスなどが豊富に盛り込まれています。
為替市場のトレーダーだけでなく、株式、債券、先物などのトレーダーへのインタビューなので、少し難しく感じるところがあるかもしれません。
ただ、根底のトレーダーとしての考え方や行動はFXにも共通するところが多くあり、繰り返し読むことでより理解が深まるような1冊になっています。
このマーケットの魔術師は、他にもシリーズとして出版されており、普通に読み物としても面白い本だと思います。
ゾーン — 相場心理学入門
トレードに必要なメンタルやそのコントロール方法を学ぶことができる1冊です。
トレードをやり始めると痛感するのが、メンタルへの影響。
トレーダーに必要なスキルとして、メンタルコントロールを1番に挙げる人も多いくらい重要なスキルです。
これは、その重要性やコントロール方法も学ぶには最適な1冊です。
心理学と聞くと難しく感じるかもしれませんが、学術的な話は少なく、具体例が豊富で読みやすい本だと思います。
また、この本はAmazonでオーディオブックも販売されています。
少しお金は掛かりますが、オーディオブックを繰り返し聞きつつ、書籍も読むというのが個人的には最も頭に残りやすこの本の読み方かなと思います。
FX初心者におすすめの本の選び方
ここまで、私も実際に読んだおススメの本を紹介していきましたが、もちろんこれ以外にも良い本は多くあります。
その一方で、FX関連の書籍は微妙なもの多いのが現実です。
そこで、FX初心者におすすめの本の選び方も紹介しておきます。
選ぶ際の基準は1つだけです。
それは、相場の本質について語られていて、繰り返し読む価値があるかどうか。
逆の言い方をすれば、
小手先のテクニックや最近の相場にだけフィットさせた手法を語った書籍は避けるべきです。
簡単に言うと、ロングセラーになっているような株式や先物にも通じるような古典的な本がおすすめで、
FXに特化した本は当たりハズレが激しいので初心者は避けるのが無難です。
正直、FXに特化した本に書いてあるテクニック的なことは、たいていネットで調べることが可能な知識です。
個人的にはそこにお金を掛けるより、
もっと相場の本質が学べる書籍にお金を掛けて学習のエネルギーも時間も掛けた方が、長期的な成長にも繋がると思います。
自分で学習のために本選びをする際は、このような基準で選んでみてください。
FX初心者は本でなく動画から学ぶのもおすすめ

検索性や学習効果の観点からは、読書がおススメですが、中には本を読むのが苦手な方もいるかと思います。
そんな人は、無理して本を読まず、動画で学ぶというのも今の時代アリだと思います。
特に、言語化が難しいニュアンスの部分なんかは、動画を繰り返し見る方が理解しやすいというメリットもあります。
YouTubeなんかだと1からFXのことを解説しているチャンネルもありますし、
思い切ってパッケージ化された有料の講座で学習するのもアリです。
私も最初は無料のYouTube動画で学習し、次に有料の講座、そして本での学習と進めていきました。
初心者向けおすすめYouTubeチャンネル
講師と生徒役の掛け合いで学べるチャンネルです。
最初の方は、初歩の初歩から解説。
後半になると割りと有料級の内容も話してたりして、中級者以上も有益な情報が得られます。
初心者向けおすすめ有料講座
FXやトレンドフォローの基礎から応用までが学べる講座です。
こちらは私が始めて購入した有料教材で、初心者から中級者に一気に引き上げてもらい、始めて月間プラスを達成させてもらったものでもあります。
初心者に何か1つおススメするとしたら今でもこの教材ですね。
購入して損はないと思います。
まとめ:本は相場の本質を理解するために読む
今回は、FX学習におすすめの本やその選び方、また動画学習についても紹介してきました。
すべてに共通するのは、小手先のテクニックや手法ではなく、相場の本質や普遍的な部分を理解してもらいたいということです。
現在の日本は終身雇用が崩壊し、政府自らが副業を勧める時代です。
そんな中で、FXに興味を持つ人も多いと思いますが、為替相場というのは世界最大のマーケットであり、今後そう簡単に廃れるものでありません。
そういう意味でトレードスキルというのは、一生もののスキルです。
であれば、時代が変わっても稼げるスキルとして身につけたいですよね。
日頃の学習もそんな長期的な視点で継続してもらえたらと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。