
今回は、FXのトレード回数について考えてみたいと思います。
先日、このようなツイートをしました。
FXにおいて暇な時間が増えることと成長は比例しているように感じます。
この点からすると、FXで十分稼げるようになったから仕事を辞めて専業になるのは悪くない決断ですが、トレード回数を増やして利益を伸ばすことを目的に専業になるのはとても危険な考え方ではないでしょうか。
暇は成長の証です😌
— Hiro@FXトレーダー (@hiro_fx1218) August 13, 2019
稼いでいるトレーダーほど、トレードに割く時間は少なく、基本ヒマな人が多いと思います。
今回は、このトレーダーが暇な理由や、その観点からあるべき姿について深堀りしていきます。
目次
FXトレーダーが暇な理由
稼いでいるトレーダーほど暇な理由、それは単純に見た目ほど相場にはチャンスが転がっていないからです。
仮想通貨や株の場合、銘柄によっては完全に横ばいの動きでどう頑張ってもトレードチャンスがないってことがたまにありますが、為替相場の場合、そのような動きは稀です。
主要通貨であれば、毎日何かしらの動きがありますし、それこそ1分足~月足まで見たらどこかでトレンドが発生して大きく動いています。
なので、一見するとチャンスばかりに見え、そのチャンスを実際に器用に取っていくトレーダーも存在し、そんな人たちがメディアにもよく取り上げられるので、
私たちのイメージにもいつの間にかそのように刷り込まれているのではないでしょうか。
しかし、チャンスに見えるだけで、実際に取りに行ける相場なんてそうそうありません。
基本的にあらゆる相場を取りに行こうとしたら、様々なトレードスタイルや手法を柔軟に使い分けていく必要があります。
それがどのくらい難しいかは少し想像してもらえればわかると思います。
このブログでも再三お伝えしていますが、まずは一つの武器を磨き上げてそれで稼げるようになることが大切で、なおかつそれで十分だと思います。
FXはpips×ロットの世界なので、
一つでも戦える武器があるなら、あとはロットを大きくすることで十分満足できる金額を稼ぐことができます。
そして、武器が1つで良いなら、闘う場面も当然少なくなって然るべきですよね。
生涯トレード回数は少なければ少ないほど良い
トレーダーが暇であるという話をもう少し進めると、一生に行うトレードの回数は少なければ少ない方が良いと個人的には思っています。
自らのトレードを絞りに絞り、相場が自分に寄ってくるまでひたすら待ち、ここぞという時に渾身のワンショットを打つというのが理想です。
先ほども書いたようにFXはpips×ロットが利益です。
少しでも優位性のある相場でだけ、ロットを張ってトレードしていくことにより確実に利益は残っていきます。
トレード回数にこだわる人もいますし、その気持ちもわかるのですが、
結果的にこの方が資金の増え方もメンタル的にも良いのではないでしょうか。
FXのトレード自体が楽しくて趣味でやってるのであれば、気にしなくても良いことですが、
稼ぐためにやっているのであれば、このことは一度深く考えてみるべきテーマだと思います。
トレーダーは暇だと思考を切り替える
同じお金を稼ぐでも、一般的なビジネスの世界では暇は決して良いことではないので、まずはこの辺の思考を切り替えていく必要があります。
これは学習過程でも言えますが、よく初心者の方がトレードを上手くなるために、ひたすらリアル相場を分析して実際にトレードをして、試行錯誤を繰り返すということをしますが、
これ完全に努力のベクトルが間違ってるんですよね(昔の私です(笑))。
トレードを上手くなりたいからトレードを頑張る。
一見理に適っているように思えますが、相場の世界は一般社会と真逆ワールドです。
トレードそのものを頑張ったからってそう簡単には稼げません。
むしろやればやるほどお金を失っていきます。
少なくとも過去チャートやデモで稼げそうな感覚を掴んでからリアルでトレードしても遅くはないと思います。
経験を積んだり、トレードルールを固めたり、手法を磨いたり、全部過去チャートやデモでできます。
一見遠回りなようですが、これが最短で稼げるトレーダーになる方法だと思います。
FXを趣味やギャンブルではなく、一つのビジネスとして考えるのであれば、このくらい準備をしてリアルトレードはやるべきです。
FX上達のために頑張るのは、トレードそのものではなく、もっと前の段階なんですよね。
私の体験談も交えた学習法についてはこちらもどうぞ↓↓↓
『【悲報】FXで稼げるようになるのは簡単じゃない(ただし努力は報われやすいです)』
まとめ
FXは、正しいベクトルで努力をして、暇を受け入れられるようになってくると、稼げるようになります。
暇は成長の証です。
継続的に学習はしているのに、何だか最近トレードチャンスが前と比べて少ないなと感じ出したら、それは稼げるようになる前兆かもしれません。
そして、実際に稼げるようになってくると、もっと暇になります(笑)。
そうなったときに、したいことや実現したいことを想像しながら、日々FXの腕を磨いていってはどうでしょうか。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。
実際の1日のタイムスケジュールについはこちら↓↓↓