
今回は、先日決済したトレードについて解説していきます。
エリオット波動でのトレードを考えている人の参考になると思います。
それではさっそく見ていきます。
NZDCAD ショート
エントリー:2019年7月4日(木)21:24
エントリー価格:0.87300
エグジット:2019年7月9日(火)13:22
エグジット価格:0.86900
損益:+40.0 pips
概要としては以上の通りです。
次に、エントリーから決済までの意思決定の流れを詳しく説明していきます。
目次
4時間足で調整波を探す
まず4時間足で調整波を探していたところ、このようなチャートを見つけました。

正直この4時間足レベルではエリオット波動の第何波なのか判断に迷いましたが、日足を見るとダウントレンドであることには違いないので、チャネルラインをブレイクしてくるのを待っていました。
1時間足の3波の初動でエントリー
その後、チャネルラインをブレイクしたところで1時間足に切り替えエリオットカウントをしながら3波の発生を待ちました。

今回は4時間足の波動カウントがよくわからなかったこと、通貨の強弱感が3波発生時点では微妙だったことから直近安値を越えたところでエントリーとなるところに指値を置いて、実際に矢印の場所で入りました。
狙いとしては1時間足レベルの3波取りでした。
2波の戻しをフィボナッチ・リトレースメントで測ったところ78.6%まで戻していたので、3波はフィボナッチ・エクスパンションの161.8%以上は伸びるだろうと思い、しばらくは放置していました。

15分足の3波から5波を狙う
そして、161.8を超えたあたりで15分足を確認し、15分足レベルの5波をつけたら決済と考えていましたが、今回5波が3波を越えてこない形であるフェイリャーだと判断し、早めに決済をしました。

まとめ
今回のトレードは1時間足の3波を取るために、15分足の3波から5波を狙っていきましたが、あまり利益を伸ばせませんでした。
形の上ではわりと狙い通りのトレードができましたが、週末をまたいでリスクを取ったことなども考えると、少し物足りないなというのが正直な感想です。
ただ、プラスで終われたことや、月初めに40pipsの含み益を作れたことは今月のトレードでリスクを少し取りやすくなるので、その点では良かったです。
…と、この記事を書いている最中にNZDが大きく売られ、NZDCADでも大きな陰線をつけたことに少し複雑な気分です(笑)。
結果的に15分足の5波はフェイリャーではなく、4波の調整が長引いた形だった可能性が高いですね。やはり調整波の見極めは難しいです(^^;
ただ、トレード全般に言えることですが、わからない、難しいところは捨てて、わかるところだけトレードしていけば良いんですよね。
FXはpips×ロットの世界です。
相場の世界に絶対はないですが、優位性があるところでロットを張ってトレードしていけば、自分の満足できる金額を稼ぐことはできます。
トレード回数は基本的に関係ありません。
それでは今回は以上です。
今回の私のトレードが何かの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。