
今回は、なかなか待つことができずにトレードしていまう原因について考えていきたいと思います。
先日、こんなツイートをしました。
FXで稼いでいこうと思ったら一貫性を持ったある種ビジネス思考が必要です
待つことも仕事のトレードの世界
トレードに楽しさを感じるのは良いですが
楽しさを求めてる内はたぶん勝てません
トレードチャンスがなくて退屈でも
何のためにやってるのかを常に忘れず
割り切って考える部分も必要です
待つことも仕事と言われる相場の世界において、なかなか待てない根本の原因は、FXに楽しさを求めてしまっているからではないでしょうか。
私自身も過去、同じような経験をしましたが、今ではある程度安定して稼げるようになりました。
今回は、この辺を深掘りしていきます。
目次
FXをする目的は稼ぐため

FXをする目的、当たり前ですがお金を稼ぐためですよね。
中にはギャンブルやゲームとして楽しむ目的でしている人もいるかもしれませんが、基本的には稼ぐためのはずです。
私もFXを始めたのは、給料にプラスして何か稼ぐ手段はないかと探していった結果です。
FXで稼いでいくためには、この当たり前の目的を強く意識することが、実は大切になってきます。
というのも、相場の世界は、私たちが普段生活を送る一般社会と真逆なことが多く、
何となくトレードしていると、この稼ぐという目的からズレてることをしてしまっていることも少なくありません。
今回のテーマである、本来待つべき相場を待てずにトレードしてしまって、資金を減らしてしまうことなどがその典型です。
自分では利益を上げるためのトレードのはずが、資金を減らしてしまう。
まさに稼ぐという目的からズレた行為ですね。
このFXをする目的は稼ぐためという意識は、
「待つ」という場面以外でもトレードで稼いでいくためには必要なものなので、ぜひ強く明確に意識するようにしてもらいたいと思います。
なぜ待てないのか?

稼ぐために始めたはずのFXですが、やってみると意外と面白い。
今まで1日一生懸命働いて稼いでいた金額を、クリックを何回かするだけで、一瞬で稼げてしまう。
月に1回だった給料日を毎日でも発生させることができる。
面白くないわけないですよね(汗)。
お金が減るリスクもあるにも関わらず、そのハラハラ感すらも楽しんでしまう。
FXにはまってしまう人というのは、悪く言うとギャンブル中毒と同じ症状です。
私は、これがポジポジ病やトレードを待てない根本的な原因なんじゃないかと考えています。
つまり、FXに楽しさやエンターテインメントを求めてしまう。
もう一度確認しますが、FXをする目的はお金を稼ぐことですよね?
そこに楽しさを感じること自体は問題ありませんが、
楽しさを求めだしてしまうと、途端に方向性がズレてきてしまいます。
変な言い方ですが、私自身はFXが楽しくなくなってきてから勝てるようになってきました。
正確に言うと、FX自体はすごく魅力的ですし好きなんですが、
ポジションを持つことって面倒くさいしストレスだと感じるようになってきたんですよね(笑)。
でも不思議なもので、そう思えば思うほど安定して勝てるようになってきました。
待つことも仕事

世間のトレーダーに対するイメージって、おそらく机にPCのモニターが何枚もあって、1日そこに張り付いてトレードしている姿ではないでしょうか。
確かにそんなトレーダーもいますが、これはテレビなどのメディアによる脚色もあるのではと個人的には思っています。
実際には、ノートPC1台で、暇を持て余してるトレーダーも結構いるのではないでしょうか(私だけじゃないはずw)。
それくらいFXは、待ってる時間の方が長いのが普通だと思います。
むしろ待つことも仕事の世界。
この待つことができないうちは、なかなか利益を上げていくことは厳しいと思います。
また、相場の世界で生き残っていくには、いかに利益を上げるかよりも、
いかに資金を守るかという発想が大切になってきます。
そういう観点からすると、トレードせずに待つという行為は、資金を守るための最強の手段と言えます。
お金を稼ぐ=利益を上げる、という思考に囚われていると、なかなかこの資金を守るということの価値に気づきにくいかもしれません。
ですが、資金を守ることは、利益を上げることと同じくらい、もしくはそれ以上に価値があることだということを改めて認識してもらえたらと思います。
待っている間にスキルアップすべき

お金を稼ぐためにFXをやってるのに、待ってばかりでトレードしなかったら稼げないじゃないかと思われかもしれませんが、
トレードしないということは資金が減るリスクもゼロということです。
1万円稼ぐことと1万円の損失を回避すること
これらは同じ価値があると思います。
FXはお金を稼ぐことを目的にやってるビジネスだ
このような感覚を持てるようになれば、待つことにも納得できるようになるのではないでしょうか。
また、FXで稼げるようになるためには、身につけなければいけないスキルも多くあります。
ただ、待つことも悪くないですが、その時間でスキルアップを図ることも考えてみてはどうでしょうか。
何もリアルトレードだけがスキルアップの手段ではありません。
本や動画によるインプット、そのアウトプットしての過去検証など、できることはたくさんあります。
待てずに損失を出してしまうトレードをするくらいなら、トレードをせずにスキルアップに時間を使った方がよっぽど有意義ですよね。
それが後々の利益に繋がると考えたらなおさらです。
ぜひ待つも相場という感覚を身につけると同時に、その時間をトレーダーとしてのスキルアップに使ってもらえたらと思います。
ちなみに、本による学習の場合、FXやテクニカルなことに特化した本より、
トレード全般について書かれたものや、トレードに対する考え方について書かれたものを読み込むのがおススメです。
おそらく、FXやテクニカルなことに特化した本を読んでしまうと、
むしろ早くトレードして試してみたいという欲求が強くなって、かえって待てなくなるという本末転倒なことになりかねません。
何を読んでいいかわからないという方は、私がおススメする記事も参考にしてみてください。
どれも海外の著名トレーダーなどによって書かれた本で、何回読み返しても気づきのある本ばかりです。
まとめ
待つのも相場
トレーダーにとっては待つことも仕事のうちという、使い古された表現ですが、実践するのは難しいですよね。
頭ではわかっていてもどうしてもトレードしてしまう。
しかし、その原因の根本にあるのは、
FXはお金を稼ぐためという目的を忘れ、トレードをすることにいつの間にか快楽を求めてしまっていることにあるんじゃないかと思います。
今一度、自分がFXをしている目的を考え、
「待つ」という行為の意味を見つめ直す機会を作ってみてはいかがでしょうか?
自分の中で稼ぐという目的が明確になればなるほど、不思議とトレードに対する執着みたいなものが薄くなってくると思います。
私は、それと同時に少しずつ勝てるようになってきました。
ぜひ待つという行為を当たり前にし、その間に稼げるトレーダーへのスキルアップをしていきましょう!
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。