トレードスタイル 基礎知識

ボラティリティを計算してFXで利益を上げる方法(相場の動きを予測する)

2019年9月6日

今回は、ボラティリティを意識したトレードについて解説していきます。

ボラティリティを意識することにより

・相場がどこまで伸びるか予測できる

・トレードすべきでない相場かどうかがわかる

このようなメリットがあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ボラティリティとは?

ボラティリティとは、一定期間内での価格変動の大きさを示す言葉です。

特にトレンドフォロー型のロジックを使っているトレーダーにとっては、変動率が高ければ高いほど、一度に大きな利益を得る確率も高くなります。

つまり、値動きの大きさを予測することで、大きな利益を生み出すことに直結します。

ボラティリティを意識することで相場の伸びが予測できる

そもそもボラティリティを意識する理由はどこにあるのでしょうか。

相場はすべての事象(ファンダメンタル的要素から市場参加者の心理まで)が織り込まれているといわれているため、

このボラティリティには人間の心理が大きく関与していることが、一番の理由になります。

「今まではどれくらい動いていたのか…」

「昨日はこれぐらい動いたから今日はこれくらい動くだろう…」

このような心理が働くので、多くの市場参加者は必然的に値幅を気にする傾向が強いのです。

そうして多くの市場参加者が意識しているということは、このボラティリティは「節目」として意識されやすくなるというのが大きな理由になります。

また、ボラティリティの値が高い相場では、これから動くと期待されるボラティリティの値についても高くなります。

そのため、今後大きく相場が動く可能性が高いと判断できるのです。

しかし、一口にボラティリティといっても、対象とする期間によって意識される数値はさまざまです。

デイトレードであれば前日のボラティリティが意識されやすく、

スイングトレードであれば先月のボラティリティが意識されやすくなるなど、

それぞれのトレードスタイルによって意識されやすいボラティリティは変わってきます。

自分のスタイルがどういったトレードなのかを見極め、対象とする期間を見定めることが、ボラティリティを活用するための第一歩です。

ボラティリティの活用方法

それでは、実際のチャートでどのように活用していけばよいかを、デイトレードを例として解説していきます。

まずはこちらのチャートをご覧ください。

こちらは、USDJPYのチャートになります。

わかりやすいように各1日毎に白い点線で区切っており、白の横線は前日の高値と安値を表しています。

黄色で表示しているのが前日のボラティリティの値です。

この日は前日のボラティリティが約50pipsでした。

つまり、「この日ももしかしたら50pips前後動くかもしれない」と予想することができるのです。

このタイミングでは、当日の値動きは約10pipsほどの動きを見せていたので、

まだ40pipsほど伸びしろがあると判断できます。

それでは、この後の相場がどうなったのかを次の画像で確認してみます。

こちらがその後のチャートになります。

いかがでしょうか。

この日は前日とほぼ同じ数値分だけ相場が動きました。

もちろん全く同じ数値分動くことは稀ですが、相場が同じような数値分動くことはよくあります。

また、50pipsまで伸びたところで丁度もみ合い始めたり、反発していたりするのが確認できると思います。

これは、多くの市場参加者が「50pips」というボラティリティを意識したために起きていることなのだということがわかります。

つまり、この特性を応用することができれば、エントリータイミング時に

まだボラティリティの伸びしろがあるからエントリーしよう」とか

もう今日は前日以上にボラティリティが大きくなったからトレードは控えよう」というように、

エントリー判断方法の一つとして活用することができます。

ボラティリティの計算方法

前日の値幅のみを対象としたシンプルな活用法を紹介しましたが、直近数日間のボラティリティの平均値を求めることで、さらに精度の高いボラティリティを算出するという方法もあります。

この平均値を求める際、自力で計算していってもいいのですが、ちょっと骨が折れる作業になりますよね(汗)。

そこでチャートソフトであるMT4を使った簡単な計算の仕方を紹介します。

まず、MT4のメニューから

【ツール】→【ヒストリーセンター】と進んでいき

【任意の通貨ペア】→【日足】と選ぶと始値、高値、安値、終値のデータが表示されます。

これを【エクスポート】して保存し、Excelなどの表計算ソフトを使って

(高値-安値)の合計÷〔任意の日数〕

で任意の期間の平均ボラティリティを計算することができます。

ちなみに平均を取る日数の目安としては、2週間や1か月分くらいでしょうか。

短すぎても平均の意味がないですし、長すぎても直近の相場と合わない可能性が出てきます。

過去検証などで自分のトレードスタイルとも相談しながら、微調整していくのが良いと思います。

≪参考≫MT4が使える国内証券会社

OANDA Japan

Forex.com

どちらも取り扱い通貨ペアが豊富で、最低取引単位も1000通貨で始めやすいです

まとめ

今回はボラティリティの簡単な活用方法についてお伝えしました。

ボラティリティを意識することで、これから動くであろう通貨の変動幅を予想することができるため、大きな利益を獲得するチャンスを見極めることが可能です。

しかし、ボラティリティはあくまで「予想」です。

前日が100pips動いたからといって、確実に100pipsまで動くとは限りません。

「今80pips動いてるからあと20pipsはいけるな…」

このようにボラティリティのギリギリまで狙おうという思考はあまりおススメしません

前日よりも大きく動くこともありますが、80pipsや60pipsなど相場状況によって落ち込んでしまうときもあります。

ギリギリを狙うのではなく、あくまで「目安」として使用することで、トレードをする上での強力な判断材料として、トレードの助けになってくれると思います。

まずは、普段使っているトレードスタイルにあわせて、このボラティリティを取り入れてみてください。

その中で、どのように使っていくのが一番ベストなのかを探って、自分のトレードスタイルに一番合った使い方で活用してみてもらえたらと思います。

それでは今回は以上です。

ありがとうございました。


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  • この記事を書いた人

hiro

2008年から株式投資、2016年からFX。ゆったりトレードしながら、合間に筋トレや読書を楽しむ生活です。株は年利10%前後、FXは毎月200pipsほどの利益。エリオット波動と通貨の強弱を学習して勝てるようになりました。

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