
今回は、トレードノートを書く意味について解説していきます。
普段のトレードにおいて、トラックレコードを見れば自分のトレードを振り返ることはできます。ただ、数字の羅列だけみてもピンときにくいですよね。
そこで、トレードノートを書くということになるんですが、これはこれで少し面倒くさかったりします。
なので、今回はトレードノートを書く意味を理解して、書くきっかけにしてもらったり、実際のトレード成績の向上に繋がったりすれば良いなと思います。
ずばりトレードノートを書くことによって、
・振り返りによるスキルアップ
・勝率、利益率アップ
・メンタルの安定
このような効果があると思います。
それでは詳しく見ていきます。
トレードノートの書き方についてこちら↓↓↓
目次
振り返りによるスキルアップ
トレードノートを書くことの意味としては、この振り返りによるスキルアップというのが1番に考えられると思います。
トレードノートを書くこと自体が、そのトレードの振り返りになりますし、少し時間を置いて見返すことにより気づくこともあると思います。
どうちらかというと後者の意図でトレードノートを書くことの有効性が語られることが多い気がしますが、
ただ書くだけでも効果はあると思うので、後で振り返らなきゃという変な気負いをせずにとりあえず書いてみるのがおススメです。
勝率・利益率アップ
トレードノートを書き出すと多くの人が考えると思うのですが、いちいち書くの面倒くさいんですよね(笑)。
だからこそ、自然とトレードを厳選するようになってくると思います。
また、後でエントリーや決済などの意思決定の理由も書くとなると、それを前提にトレードをしようとするので、後で説明できないような意思決定が減ってきます。
結果、根拠のある意思決定によるトレードが増え、逆に無駄なトレードが減ることによって、勝率や利益率が大きく向上する可能性があります。
個人的には、トレードノートを書く意味としてこれが1番大きいです。
メンタルの安定
また、トレードノートを書くことによって、メンタル安定の効果もあると思います。
どういうことかというと、振り返るという目的にも共通しますが、文字にして目に見える形にすることにより、勝っても負けてもそのトレードを自分の心から切り離すきっかけにすることができます。
例えば負けトレードの場合、負けを引きずっていてもノートに敗因などと一緒に記録を書いていくうちに不思議と気持ちの切り替えができてきます。
書き終わるころには気持ちのリセットができ、また新しい気持ちで次のトレードに向かうことができるようになるのです。
これは勝ちトレードの場合にも、調子に乗ることを防ぎ、気持ちを引き締め直す効果もあると思います。
まとめ
トレードノートは書いたからといって必ず勝てるようになるものではありません。
しかし、稼ぎ続けているトレーダーでトレードノートを書いたことがないという人はほとんどいないと思います。
私自身も以前と比べたらだいぶ簡素化してますが、今でも簡単に記録はつけています。
振り返り目的もありますが、どちらかというと単純に勝率や利益率アップ目的やメンタルの安定のために書いています。
一時期トレードノートを書かない時期もありましたが、明らかに成績は落ちました。
書かずに満足な金額を稼げているのであれば無理に書く必要はありませんが、もしなかなか勝てない、満足いく成績が出せないという人は今一度トレードノートを書く意味を考えてみて、実際に書いてみることをおススメします
それでは今回は以上です。
ありがとうございました