
今回は、FXに限らずトレード全般に役立つおススメの本を紹介したいと思います。
世の中には、為替や株など相場関連の本がたくさんあります。
そんな中で今回おススメするのはこの4冊です。
『ゾーン 勝つ相場心理学』マーク・ダグラス著/パンローリング出版
『タートル流 投資の魔術』カーティス・フェイス著/徳間書店出版
目次
マーケットの魔術師
これは私が初心者時代から今でも繰り返し読んでいる本です。
この本は、1980年代に活躍したスーパートレーダー達へのインタビュー集です。海外のそれも少し昔の話な上、翻訳の仕方もわかりづらいところもあり、中身自体はちょっと難しいです。
それでも繰り返し読めば読むほど中身が理解でき、その内容も心に響くものが多く、格言みたいなものもたくさんあります。
スーパートレーダー達が、どのように相場に挑んで利益を上げていったのかがリアルに書かれています。
私のトレードに関する考え方にもだいぶ影響を与えている1冊です。
新マーケットの魔術師
これは先ほど紹介したマーケットの魔術師の続編です。
これも例のごとく今でも繰り返し読んでいます。
この2冊は少し大げさに言うと、魂に刻み込んだ格言が多い本です。
両方とも結構、読むのに根気がいるんですが、何か投資本を読もうという方には、是非ともこちらの2冊を読んで、今も昔も変わらないスーパートレーダー達の相場との接し方、利益を抜き取る考え方を学んでもらいたいと思います。
ゾーン 勝つ相場心理学入門
先ほど紹介した2冊のマーケットの魔術師は、どちらかというとメンタル面の話が多いですが、この本はほぼ相場のメンタルのことばかり書かれています。
そして、先ほどのマーケットの魔術師シリーズよりもさらに中身は難しいと思います。これも外国の本なので、翻訳がわかりにくいところがあるので、繰り返し読んで初めて理解できることも多いと思います。
ですが、理解できるようになると、確実に自分の血となり肉となり、トレーダーとしての次元が一つ上がる本です。
タートル流 投資の魔術
この著者のカーティス・フェイスは、伝説のトレーダー、リチャード・デニスが開設した相場学校「タートルズ」の秀才トレーダーです。
なのでこの本には、カーティス・フェイスがリチャード・デニスから受けた教えが多く書かれています。
この中には、昔リチャード・デニスが大儲けした売買ルールが書いてあり、その売買ルールというのは少しわかりづらいんですが、この本を読むことでだいぶ理解が深まります。現在の相場で通用する売買ルールかはわかりませんが、参考にはなると思います。
また、「なぜ過去検証をしなければならないのか」や「なぜ売買ルールを守らなければならないのか」などを当時のエピソードを交えて解説されています。
投資本を読んで実践して血肉にする
投資関連の本はたくさんありますし、FX専門のテクニカルな本も多くあります。
しかし、闇雲に読む本の数を増やしてもあまり身にならず、表面的なことしか書かれていない本はかえって害になることすらあるんじゃないかと個人的には思っています。
なので、投資本で勉強するのであれば、沢山の本を読むのではなく、自分が「これは良いな」と思った本を繰り返し読んで、自分の血肉にしていくのがおススメです。
ただ、一点注意してもらいたいのが、本を読んでも「頭で理解できる」という範疇にとどまる、つまり実践できるようになるにはまだギャップがあるということです。
なので、本を読んで頭で理解したことを実践していくことが一番大切なことだと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。