
今回は、今週(2020年7月13日~17日)の振り返りと
来週(2020年7月20日~24日)の相場分析をしていきます。
・エリオット波動の推進波、調整波の見極め方
・波動のカウントの仕方
・通貨の強弱関係
これらの参考にしてください。
前回の相場分析はこちら↓↓↓
『【FX】今週の振り返りと来週(2020年7月13日~17日)のトレードシナリオ』
目次
今週の振り返り
CADJPY 4時間足 ショート

現在4時間足の2波中です。
以前から見ていますが、完全にレンジの動きをしています。
先週末に雲を抜けてきて、そろそろ落ちてくるんじゃないかと見ていましたが、未だに動きがありません。
ただ、日足では200EMAに頭を押さえられていて、雲の中に入ったところなので、
日足でも雲を抜けてくると本格的に下落が始まるんじゃないかと見ています。
CADCHF 日足 ショート

現在日足の5波中だと思われるますが、じれったい動きを続けています。
ただ、先週末に雲を抜けたあと、一度上昇しかけましたが、しっかり雲に頭を押さえられて再び雲抜けで下落してきたので、
下落トレンドには変わりないと見ています。
通貨の強弱
先週末時点では、GBPが一番強く、USDが一番弱い通貨として
GBPUSDを1つ注目通貨ペアに挙げていましたが、GBPの勢いが弱くなり思うように上昇してくれませんでした。
【GBPUSD 4時間足チャート】

しかし、週の序盤でEURGBPが直近高値を更新し、EURの勢いが強くなったこと、
AUDNZDも直近高値を更新し、NZDの勢いが弱くなったことから
EURNZDの監視に切り替えていました。
【EURGBP 4時間足チャート】

(日本時間7月14日2時に高値更新)
【AUDNZD 4時間足チャート】

(日本時間7月14日18時に高値更新)
【EURNZD 1時間足チャート】

(黄色の縦線がAUDNZD高値更新のタイミング)
しばらくすると、押し目をつけて上昇していきました。
利益幅としては80pipsくらいでしょうか。
来週のトレードシナリオ
引き続きCADJPYとCADCHFも監視していきますが、
来週はAUDNZDと通貨の強弱を狙ったトレードを検討していきます。
AUDNZD 日足 ロング

現在日足の3波が始まるところだと見ています。
4時間足でも3波が始まりそうなところなので、比較的狙いやすい通貨ペアだと思います。
ただしこれは、週足が推進の1波ということが前提になってきます。
なので、トレードする際はエントリーは慎重に行ったり、早めの決済を意識しておく必要があります。
通貨の強弱関係
USDJPY 4時間足

日足は、下落トレンドとなっています。
4時間足は、改めて直近安値を更新しましたが、全体的にはレンジ相場となっています。
この動きから、JPYが強く、USDが弱い通貨と判断しました。
EURGBP 4時間足

日足は、上昇トレンドとなっています。
4時間足は、直近高値を更新し、上昇トレンドとなっています。
この動きから、EURが強く、GBPが弱い通貨と判断しました。
AUDNZD 4時間足

日足は、下落トレンドとなっています。
4時間足は、直近高値を更新し、上昇トレンドとなっています。
この動きから、AUDが強く、NZDが弱い通貨と判断しました。
狙うべき通貨ペア
週末時点の相場では、
強い通貨は、JPYとEURとAUD
弱い通貨は、USDとGBPとNZD
と判断しました。
そして、強い通貨同士では、EURが一番強く、
弱い通貨同士では、GBPが一番弱いという状態です。
そこで、現在一番勢いがある通貨ペアはEURGBPとなっています。

現在押し目を付けてる最中なので、再び上昇し出したところを狙いたいですね。
もちろん、通貨の強弱に変化があればそちらに乗り換えるか、平行して監視していきます。
まとめ
来週は、
・CADJPY
・CADCHF
・AUDNZD
の3通貨ペアに注目しつつ、通貨の強弱を狙ったトレードも検討していきたいと思います。
最近はわかりやすい相場や大きな時間足でスイングをしようとすると、動きのない相場が続いています。
こういう時に無理やりトレードすると資金を失う結果になりやすいです。
こんな時は資金を守ることに徹して何もしない、もしくは全く違ったアプローチで攻めるかのどちらかだと思います。
私の場合、エリオットでダメなら通貨の強弱関係を狙ったトレード、
それもダメなら大人しく休むことにしています。
いずれにせよ、付け焼刃の武器で相場に挑むのはやめておきましょう。
ちなみに私の通貨の強弱関係を狙ったトレードは、トレンドディスカバリーFXという教材で学習しました。
トレーダーとしてのマインドセットを身につけたい人は、この本がおすすめ
さらにトレードの準備には、トレーダーとしてのマインドセットを身につけておくことも必要です。
本来、マインドセットなんてものは勝ってるトレーダーに直接教えてもらったり、触れ合ったりすることで身につくもの。
でも、なかなか身近にそんな人いないですよね。
そこで、このマインド部分は本で学ぶのがオススメです。
私も参考にした本はこちら。
マインドという抽象的なことを具体例を交えて書かれた本です。
おそらく最初は何を言いたいのかわからないかもしれませんが、
繰り返し読むうちに、まず具体例が頭に残り、
次第にその具体例の解釈として抽象的なことも理解できるという面白い本です。
私も書籍やオーディオブックで今でも読み返していて、読んで損はないと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。