
今回は、今週(2020年7月6日~10日)の振り返りと
来週(2020年7月13日~17日)の相場分析をしていきます。
・エリオット波動の推進波、調整波の見極め方
・波動のカウントの仕方
・通貨の強弱関係
これらの参考にしてください。
前回の相場分析はこちら↓↓↓
『【FX】今週の振り返りと来週(2020年7月6日~10日)のトレードシナリオ』
目次
今週の振り返り
CADJPY 4時間足 ショート

現在4時間足の2波中です。
以前から見ていますが、完全にレンジの動きをしています。
ただ、今週末に一目均衡表の雲も下抜けしてきたので、このまま3波を形成してくれることを期待しています。
なので、引き続き監視していきます。
CADCHF 日足 ショート

現在日足の5波中だと思われるますが、じれったい動きを続けています。
ただ、こちらも一目均衡表の雲を抜けてきたので、ここから本格的に下落してくれるのではと考えています。
こちらも引き続き監視していきます。
通貨の強弱関係
先週末時点では、NZDが一番強く、USDが一番弱い通貨として
NZDUSDを1つ注目通貨ペアに挙げていましたが、NZDの勢いが弱くなり思うように上昇してくれませんでした。
【NZDUSD 4時間足チャート】

しかし、週の序盤でEURGBPが改めて直近安値を更新し、GBPの勢いが強くなったことから、
GBPUSDの監視に切り替えていました。
【EURGBP 4時間足チャート】

(日本時間7月7日22時に安値更新)
【GBPUSD 1時間足チャート】

(黄色の縦線がEURGBP安値更新のタイミング)
しばらくすると、サポレジラインで押し目をつけて上昇していきました。
利益幅としては80~100pipsくらいでしょうか。
来週のトレードシナリオ
引き続きCADJPYとCADCHFを監視していきますが、動きがなく、他のペアでもエリオット的に良い形がないので、
通貨の強弱を狙ったトレードも来週は検討したいと思います。
USDJPY 4時間足

日足は、下落トレンドとなっています。
4時間足も、改めて直近安値を更新し、下落トレンドとなっています。
この動きから、JPYが強く、USDが弱い通貨と判断しました。
EURGBP 4時間足

日足は、上昇トレンドとなっています。
4時間足は、改めて直近安値を更新し、下落トレンドとなっています。
この動きから、GBPが強く、EURが弱い通貨と判断しました。
AUDNZD 4時間足

日足は、下落トレンドとなっています。
4時間足も、改めて直近安値を更新し、下落トレンドとなっています。
この動きから、NZDが強く、AUDが弱い通貨と判断しました。
狙うべき通貨ペア
週末時点の相場では、
強い通貨は、JPYとGBPとNZD
弱い通貨は、USDとEURとAUD
と判断しました。
そして、強い通貨同士では、GBPが一番強く、
弱い通貨同士では、USDが一番弱いという状態です。
そこで、現在一番勢いがある通貨ペアはGBPUSDとなっています。

先週末にトレンドの初動は過ぎてしまいましたが、
まだ高値に頭を押さえられている状況でもあるので、通貨の勢いに変化がなけば、このまま押し目を付けるタイミングを待ちます。
もちろん、通貨の強弱に変化があればそちらに乗り換えるか、平行して監視していきます。
まとめ
来週は、
・CADJPY
・CADCHF
の2通貨ペアに注目しつつ、通貨の強弱を狙ったトレードも検討していきたいと思います。
エリオット波動トレードでも通貨の強弱は意識しますが、
チャンスがなさそうな時は通貨の強弱関係からペア選定をして普通に押し目買い、戻し売りを狙います。
ただし、通貨の強弱を狙ったトレードは、単純に最強最弱で選んでしまうと伸びきった相場でのトレードになってしまうので、注意が必要です。
トレーダーとしてのマインドセットを身につけたい人は、この本がおすすめ
さらにトレードの準備には、トレーダーとしてのマインドセットを身につけておくことも必要です。
本来、マインドセットなんてものは勝ってるトレーダーに直接教えてもらったり、触れ合ったりすることで身につくもの。
でも、なかなか身近にそんな人いないですよね。
そこで、このマインド部分は本で学ぶのがオススメです。
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おそらく最初は何を言いたいのかわからないかもしれませんが、
繰り返し読むうちに、まず具体例が頭に残り、
次第にその具体例の解釈として抽象的なことも理解できるという面白い本です。
私も書籍やオーディオブックで今でも読み返していて、読んで損はないと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。