
今回は、先日のリアルトレードについて解説していきます。
エリオット波動のカウント方法や相場の見方などの参考にしてもらえたらと思います。
では、さっそく見ていきます。
今回、トレードした通貨ペアはEURGBPです。
目次
環境認識

こちらのチャートはEURGBPの1時間足チャートです。
チャート分析をしていたところ、このようなチャートを見つけました。
見たところチャネルラインに納まっており、4波形成中に見えたので、4時間足、日足、週足、月足も順番に確認していきました。

4時間足

日足

週足

月足

月足が微妙ですが、週足以下は上昇の勢いも強く、
おそらく日足は推進の1波、4時間足は推進の3波中と判断しました。
次に下位の15分足も確認してみました。
15分足

1時間足のチャネルラインをブレイクして、15分足では現在1波中ではないかと判断しました。
エントリー

エントリーは、15分足の3波の初動でのエントリーを狙いました。
具体的には、一目均衡表の雲、200EMAの上抜けが確定した足でエントリーしました。
損切りは2波の安値(-69.5pips)に置きました。
決済

エントリー後、思惑通り伸びていきましたが、意外と早く勢いがなくなり、
直近安値更新、雲抜け、RSIのトレンドラインブレイク、そして通貨の強弱感からこれ以上伸びないと判断して、バツの場所で早めの決済を行いました。
トレード結果
EURGBP ロング
エントリー:0.92173
決済:0.92736
損益:56.3pips(S/L -69.5pips)
今回は、15分足というデイトレ気味のトレードということを考えれば、
まあまあの利益ですが、リスクリワードが1:1未満のトレードになってしまいました。
その後の相場を見ても、エリオットカウントを読み間違えていたようです。
要因としては、
15分足の2波の形成を確認後、3波の初動でエントリーしたつもりでしたが、

2波の戻しが浅かったことが挙げられます。
エントリー時点では、上位足の上昇の勢いも強かったので、
多少浅くても大丈夫だろうと思ってエントリーしましたがダメでしたね。
トレードチャンスは減るかもしれませんが、
やはり2波と4波の浅戻し深戻しの関係は重視すべきかもしれません。
具体的には、
フィボナッチ・リトレースメントの38.6~50.0の浅戻し、61.8~78.6の深戻し、
このどちらかの戻しを形成するまではじっくり待った方が勝率、利益率は上がりそうなので、次回以降のトレードに活かしていこうと思います。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。