FX学習法 基礎知識

【朗報】FXで稼ぐために必要な知識量は1か月で学べる程度です(ただし実際に稼げるかは別です)

2019年8月9日

今回は、稼ぎ続けるトレーダーになるために必要な知識について考えてみたいと思います。

先日こんなツイートをしました。

たぶんFXで稼ぐために必要な知識って1か月で学べるくらいしかないと思います。

稼げるかどうかは、この知識をいかに実際の相場で使いこなせるかなんですよね

机上の理論を理解するだけならそんなに難しくないんですが、それを使いこなすには練習と経験を積んでいくしかありません

ここが一番大変

今回はこの辺を深堀りしていきます。

FXで稼ぎ続けるトレーダーになるために必要な要素として以下の3つがあると思います。

①資金管理の徹底

②相場の環境認識

③トレードロジック(手法)

ちなみにこれは重要度・優先順位の順番でもあります。

それぞれで身につけなきゃいけない知識はあると思いますが、知識だけならそんなにないのでは?というのが自論です。

目次

前提知識としてのFX基礎用語

チャート、通貨ペア、時間足、ローソク足、ロングとショート、ポジション、pips、スプレッド、ロット、レバレッジ、証拠金、インジケーター、高値・安値、アップトレンド、ダウントレンド、レンジ、トレンドライン、サポートライン、レジスタンスライン、順張り、逆張り、損切り、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、キャリートレード、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析

考えられるだけ挙げてみました。

皆さんはどのくらい正確に答えられますか?

これらはトレードに必要というより、これからFXの学習をしていくのに必要な共通言語という位置づけかもしれません。

逆にこれくらい知っていれば、稼ぎ続けるトレーダーになるためには十分ではないでしょうか。

稼いでるトレーダーほど、そんなことも知らないの?

って人けっこういたりします。

逆に知識量がすごい人ほど稼げてなかったりという…。

FXやトレードに詳しくなりたいのか、稼ぐことが目的なのかで変わってくるんでしょうね。

資金管理の鉄則

資金管理の鉄則

①明確な損切りラインをあらかじめ設定する

②一度決めた損切りラインは根拠なく動かさない

③相場と資金量に合わせたロット数を設定する

これはどんな資金管理の方法にも共通するルールだと思います。

最初のうちは、許容リスクは最大でも全資金量の5%くらいに抑えるのが良いと思います。

トレードでは、

「絶対」に勝つということもなければ、

「絶対」に負けるということもありません。

相場に絶対はなく、資金を失って相場を退場してしまってはどうしようもないことを考えると、負けることを考えたエントリーをするべきだと思います。

エントリーの前に負けることも想定していれば、損切りとなった場合にも確率の一つとして負けを受け入れやすいのではないでしょうか。

資金管理は一度でも失敗するとFXから撤退せざるを得ない状態になりかねません。

そのため、何よりもまず資金管理を徹底することが大切になってきます。

環境認識の方法

環境認識とは、簡単に言うと、現在の相場がアップトレンドなのかダウントレンドなのかレンジ相場なのかを見極めることです。

もっと別の言い方をすれば、現在の相場が買いなのか売りなのトレードすべきでない相場なのかを見極めることです。

具体的な判断の仕方にはいろいろありますが、トレーダーとしての成長を考えるとダウ理論により判断できるようになるのがおススメです。

ダウ理論も簡単に説明すると、高値安値が切り上がっていればアップトレンド、切り下がっていればダウントレンド、それ以外はレンジ相場と判断します。

これだけ聞くと簡単なんですが、実際のチャートだとどれを高値・安値と見るかがすごく難しいんですよね。

よく「主要な」高値・安値と言われますが、どのくらいの幅の波形で見るかや何を目的に環境認識を行うかで見方は全然変わってきます。

ここは、勝っているトレーダーの相場の見方をマネしていきながら、自分のトレードに合わせて見方をアレンジしていくしかない部分でもあります。

環境認識について詳しくはこちらもどうぞ↓↓↓

通貨の強弱こそが最強の環境認識です(手法は何でもOK)

ロジックの優先順位は低い

どのようなロジックを使うかにより、必要なインジケーターやツールの知識も変わってきます。

ただ、資金管理を徹底し、環境認識がしっかりできるようになれば、正直ロジックは何でもいいと思います。

なので稼ぐという意味では、インジケーターやツールの知識は必須とは言えないかもしれません。

それぞれが必要な範囲で身につければ良いと思います。

まとめ

必要な知識や概念を考えられるだけ挙げてみましたが、おそらくこんなものだと思います。

あとは、これを実際の相場で使いこなせるようにしていくだけなんですが、そこが一番難しいし時間も掛かるんですよね。

いろいろアイデアを出しては、過去検証とデモで試して、リアルトレードでも検証していく。

上手くいかなければ修正し、再び検証からやり直す。

残念ながら、このような地道な作業でしか稼ぎ続けるトレーダーにはなれないと思います。

ただし、アイデアの部分は一から自分で作っても良いですが、人のものをまずはコピーするのが無駄がなく手っ取り早いと思います。

ここを無料で済ますかお金を払って手に入れるかは、それぞれの価値観や状況によると思いますが、この場合も検証作業は欠かせません。

どんなに良い道具も使いこなせなければ意味がありませんし、新しい道具を取り入れたからといって勝てるほど相場の世界も甘くはありません。

いずれにしろ最低限の知識を身につけたら、あとは「実戦」で使いこなすための「練習」あるのみです。

実戦だけでスキルアップを図る人がたまにいますが、スポーツと同じで練習あってこその試合です。

試行錯誤を繰り返した練習があって初めて、試合での経験の積み重ねが活きてくるんだと思います。

早く稼げるようになりたい気持ちを抑えながら、焦らず一歩ずづトレーダーとしてのスキルを身につけてもらえたらと思います。

それでは今回は以上です。

ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

hiro

2008年から株式投資、2016年からFX。ゆったりトレードしながら、合間に筋トレや読書を楽しむ生活です。株は年利10%前後、FXは毎月200pipsほどの利益。エリオット波動と通貨の強弱を学習して勝てるようになりました。

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