
今回は、FXで勝つコツについて解説していきます。
先日、こんなツイートをしました。
FXで勝てるようになるには
広く浅くではなく
狭く深く追求することだと思います
例えば
①通貨を絞る
②時間を絞る
③1つの手法を極める など
プロも戦う相場の世界で私たち一般人が突き抜けるには
一点突破しかありません
またこれを継続することにより
新しく見えてくるものもあります
FXで負け組トレーダーから脱却して、勝ち組トレーダーに入るために一番有効な方法は、
手を広げずに、あらゆる面で絞ってトレードすることです。
今回は、この辺を深掘りしていきます。
目次
FXで稼ぐために必要なこと

FXで稼ぐためには、様々なスキルや準備が必要になってきます。
例えば、
・優位性のあるトレードルール
・資金管理
・環境認識能力
・メンタルコントロール など
大雑把に言ってもこれだけのものが必要です。
それぞれ、自分で一から作り上げても他から引っ張って来ても構いません。
しかし、上っ面だけ取り繕っても上手くいかないのが相場の世界です。
自分の中に腑に落として、使える状態にしようと思えばそれなりの時間が掛かります。
なので、最初の内は、自分に合うものを探すために、ある程度いろいろ見て試してみるという時間は大切かもしれませんが、
手を広げ過ぎても全てが中途半端になってしまいます。
そこで、やることや考えることを絞るという発想が大切になってきます。
FXで勝つコツは狭く深く

FXにおいて、負け組トレーダーが勝ち組トレーダーになるためには、足し算ではなく、引き算の発想が大切です。
あらゆることを絞って絞ってシンプルに考えられる土台を作る。
シンプルを極めると、ミスがなくなりますし、メンタルコントロールもしやすくなります。
実は、人間はマルチタスクだと作業効率や生産性が落ちると言われていることからも、
トレードは、できるだけシンプルにするということが重要ではないでしょうか。
この広く浅くではなく、狭く深めていく発想こそがFXで勝つコツではないかと思います。
主に絞るものは3つ

具体的に何を絞っていくかというと、通貨ペア、取引時間、手法の3つです。
通貨ペア
通貨ペアによって、動き方やボラティリティが全然違います。
なので、まずは一つ、多くても二つくらいに絞ってトレードした方が、その通貨の特性も理解しやすく、上達も早いことが多いです。
そもそも、複数の通貨ペアを同時に監視するって、口で言うほど簡単ではないです。
自分の中に確固とした基準や軸があるトレーダーであれば複数通貨ペアを見ることもそんなに苦じゃないかもしれませんが、
そのようなトレーダーも初めから複数見ていたというよりは、一つずつ増やしていったという人が大半だと思います。
まずは一つの通貨ペアのスペシャリストになる。
このくらいの気持ちでじっくり一つを見ていくのが上達への近道だと思います。
取引時間
為替相場には、主に東京タイム(日中)、ロンドンタイム(夕方)、ニューヨークタイム(夜間)があります。
この時間帯が、相場が動きやすい時間帯でもあり、それぞれに動き方に特徴もあります。
チャンスを逃したくないがために、ずっとPCやスマホを見ているトレーダーもいますし、
メディアで取り上げられるトレーダーのイメージっておそらくそんなトレーダーだと思います。
しかし、実際に稼いでるトレーダーは自分の主戦場を決めている人が多いです。
それぞれの生活スタイルによるところも大きいですが、
それぞれ違う動き方をする相場を全て上手く乗りこなすことは難しいですし、そもそもそんなことをする必要もないですからね。
自分の得意な相場だけやれば十分利益は残せます。
ちなみにどの時間帯を選ぶかは、常に通貨ペアとセットで考える必要があります。
その時間帯の市場と関係ない通貨ペアでトレードしようとしても、全く動かないか、出来高が少なすぎて予想外の動きをする結果になります。
シンプルに円がらみなら東京タイム、
ユーロ、ポンド系ならロンドンタイム、
ドルストレートならニューヨークタイムなどでトレードした方が、無難です。
また、取引時間帯を無視するならスイングトレードがおススメです。
スイングトレードなら1日数回のチェックでも問題ないですし、もし複数通貨ペアを監視する場合も比較的容易になってきます。
個人的には、ポジポジ病の予防や波形を捉える力を鍛えるためにも初心者ほどスイングトレードをおススメしています。
ちなみに私はこちらの教材でスイングトレードの基礎を学びました。
マインドセットも含めて、トレーダーとしての土台を作ることができます。
手法
トレードロジックや資金管理方法などをまとめて手法と言っていますが、これも手を広げがちですよね。
どうしても手法が複数あればその分エントリーチャンスも増えて、利益を上げるスピードも速くなりそうに思いますが、
勝てるスキルがないのにやっても損失を広げるだけです。
また、最初のうちはトレード回数=経験値くらいに思いがちで、そのような側面があることは否定しません。
しかし、経験は何も実際にトレードをしなくても積むことはできます。
過去チャートも含め、相場にどれだけ真剣に向き合ったかで経験値は変わってきます。
実際にトレードをしたかどうかが経験値に占める影響はごく僅かではと私は考えています。
また、手法は、自分で一から作っても、他から引っ張ってきても良いのですが、
自分の中にしっかり腑に落としてからでないと中々利益を上げることはできません。
同じ手法でも稼げるトレーダーとそうじゃないトレーダーがいるのは、手法に問題があるのではなく、
その手法を使うトレーダーの側に問題があることがほとんどです。
手法もあくまで道具、武器なので、それを使うトレーダーの力量が未熟だと使いこなせません。
まずは、一つの武器を徹底的に磨き上げて、使えるようにするべきです。
やることを絞ることによって得られるもの

やることを絞って一つのことをしていると、そのことについて加速度的に経験値が貯まっていきます。
それで少しでも利益を残せるようになれば、あとは簡単です。
pips×ロットの相場の世界において、
稼げる武器が一つでもあれば、あとはロットでどうにでもなります。
だから手を広げる必要なんて全然ないんですよね。
と言いつつ、実は一つのことを極めると、自分の中にトレーダーとしての軸が出来上がります。
軸がしっかりしたトレーダーであれば、他のやり方でも自分のやり方との共通項や相違点をすぐに見抜くことができるので、
結果、ものにするのも格段に速くなります。
トレーダーとしての土台ができてるから、さらにチャンスを増やすことができ、利益も上げやすくなるという好循環です。
このようなことからも、まだ勝てないうちは手を広げるのではなく、一つのことに絞ってやっていくのがベストだと思います。
まとめ
FXで稼げるトレーダーになるには、徹底してやることを絞ることが近道です。
手を広げるのは稼げるようになってからでも遅くはありません。
私も随分遠回りしましたが、それなりに安定して稼げるようになって改めて思います。
相場の世界は、一般社会とは真逆な面が多いです。
真面目に作業時間を増やしたからといって稼げる世界ではありません。
一般に稼いでるトレーダーほど暇です。
何枚ものディスプレイに張り付いて分析しているトレーダーがメディアのイメージかもしれませんが、
ノートPC1台で稼いでるトレーダーもたくさんいます。
なので、たぶんトレードなんてやることなくて暇なくらいが丁度良いです。
稼ぐために始めたFXで、資金や精神を消耗するのは本末転倒ですしね。
まずは、一つの通貨ペア、取引時間、手法を極めることから初めていきましょう。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。