
今回は、トレードにおけるメンタルケアの重要性について解説していきます。
・FXを始めようとしている
・トレードのストレスに悩んでいる
このような悩みの参考になると思います。
目次
いつでもトレードできるはデメリット
FXは平日の月曜から金曜まで24時間マーケットが開いていて、トレードしようと思えばずっとできちゃう環境といえます。
このことは、いつでも自分の好きなときに稼げるというメリットのようによく言われますが、この「いつでも」というのはデメリットの側面の方が大きいと思います。
株式相場であれば、ある程度時間が決まっているので、精神を落ち着かせる時間というのもあります。
一方の為替相場は、24時間マーケットが開きっぱなしなので、心を休める時間がありません。
そんな為替相場でFXをしていて、気づいたらのめり込んでいたという経験がある人は少なくないと思います。のめり込んでやればやるほど精神が削られちゃうんですよね。
例えば、ポジション持ったままだと寝つきが悪かったり、夜中目が覚めてスマホでチェックしたりなんて経験はありませんか?
初めからスイングでトレードすると決めていても気になってしまうものです。ましてやポジションを切れずに含み損のままだとほとんど寝られないですよね(汗)。
また、スキャルピングの場合も相場と向き合っている間は、PCやスマホとずっと睨み合って精神を削られやすいです。
このようにFXは心を休める時間がないビジネスだからこそ、自分自身のケアを大切にしていかないと、トレーダーとして長くは続かないと思います。
トレーダーは常に一人で相場と闘わなければいけません。メンタルケアも自分自身でしていく必要があります。
為替相場は人間を変える
FXは、勝ち負けを繰り返しながら利益を上げていく金融商品ですが、時には負けがかさむこともあります。
そうするとなおさら精神も削られるので、メンタルケアは必要です。
FXは少ない資金を大きくできる可能性を秘めており、資金管理さえ行えば安全にトレードができる金融商品と言えますが、メンタル面に関して言えば、人間を変えてしまう危険を秘めているとも言えます。
これをそのまま放置していると、トレードの成績に影響するだけでなく、イライラや不安が表に出てしまい大切な人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、普段温厚な人でさえも暴言を吐いたり、PCなど物に当たり散らしたりするくらい人間を変えてしまいます。
なので、FXトレーダーとしてやっていく以上は、メンタルケアはとても重要になってきます。
メンタルケアには2つのアプローチ
メンタルケアとしては、
・精神が揺さぶられそうになった時にどうやって落ち着かせるか
・どうやってリフレッシュするか(ストレス発散方法)
という2つのアプローチを準備しておく必要があると思います。
どうやって落ち着かせるか
1つ目については、相場との距離感が近すぎることが原因となっていることが多いと思います。
一度、物理的にも精神的にも距離を取ることを試みることをおススメします。
例えば、物理的な方法としては、決められた時間・回数以外はトレードをしないと決めてみたり、その時間以外はPCの電源を切ってしまうなど色々考えられます。
また、精神的な距離の取り方としては、FXをやっている目的、トレードというものは勝ち負けを繰り返しながら利益を上げていくものであることの再確認、ロットサイズなどのリスクの見直しが有効だと思います。
どうやってリフレッシュするか
2つ目のストレス発散については、相場を少しでも見たり考えたりしてしますと全然休めないので、休む時はしっかり休むということが大切です。
相場と自分の感覚が全く合ってないなと感じるときなどは、ノーポジションで外に出かけたりして強制的にPCを見れない環境にするなどがおススメです。スマホも置いていければそれがベストです。
また、一つの工夫としてスマホにMT4などのチャートソフトを入れないというのアリだと思います。
そもそもPCとスマホでは見え方が違ってしまい、分析や判断を誤ってしまう恐れもあり、そのせいで負けるとなおさらメンタルにダメージを受けてしまいます。
気になってスマホを常にチェックしちゃうような人は、あえて相場を確認するのに手間が掛かるようにしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
為替相場が24時間開いているというのは、結構デメリットです。
何事も一面だけ見るのではなく、その裏側も考えてみることで問題解決のヒントが見つかることもあります。
メンタルケア、リフレッシュしながら為替相場と戦っていきましょう!
個人的には、気分が滅入っているときは体を動かして、美味しい物でも食べて気分転換するのが一番です。
それでは今回は以上です。
ありがとうございました。